プロパンガス料金を徹底解説

プロパンガスは、ボンベから供給されるライフラインのガスサービスで、その高い汎用性を生かし日本全国で広く利用されています。

どこでも使用することが可能で、災害時にも活躍することができるなど大きな利点を持つ一方、主に料金についての問題点を併せ持っているというのが現状です。

プロパンガスは、事業者や各家庭による料金差額が大きいという特徴があります。

このウェブサイトでは、当社がご案内できるプロパンガス最安値料金や各地域の平均価格を掲載しています。プロパンガスをご利用の方は、ご自宅の料金が高いのか、安いのかの判断材料としてご覧ください。

最安値との金額差が大きかった方には、事業者の変更をお勧めしています。

当社はプロパンガスの取り次ぎ代理店です。「ガス会社を変更して料金を安くしたい」という方は、お電話・メールにてご相談を受け付けています。

事業者の変更を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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アパートやマンションにお住まいの方

このページに記載している情報は、一戸建てにお住いの方向けのものです。

マンションやアパートなど集合住宅でプロパンガスをご利用の方は、別ページにて詳しく解説しています。

一戸建てプロパンガスの最安値料金

ここで掲載しているのは、全国での最安値料金となります。

基本料金:1,500円(税別)従量単価:280円(税別)
使用量(単位:㎥)請求額(単位:円|税込)
53,190
104,730
207,810
5017,050

詳しい料金表は以下をご覧下さい。代表的な料金プランを掲載しています。

「基本料金が安いプラン」などのご要望がありましたらお問い合わせください。ケースによってはご提案が可能です。

基本料金:1,500円(税別)従量単価:280円(税別)
 使用量(単位:㎥)請求額(単位:円|税込)
11,958
22,266
32,574
42,882
53,190
63,498
73,806
84,114
94,422
104,730
115,038
125,346
135,654
145,962
 156,270
 166,578
 176,886
 187,194
 197,502
 207,810
 218,118
 228,426
 238,734
 249,042
 259,350
 3010,890
 3512,430
 4013,970
 4515,510
 5017,050

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各都道府県のプロパンガス最安値料金

LPガスは、地域によって相場が大きく異なるサービスです。

各都道府県の詳しい料金については、それぞれのページに掲載しています。

関東地方

東京都埼玉県千葉県神奈川県群馬県茨城県栃木県

中部地方

愛知県静岡県山梨県岐阜県長野県福井県石川県富山県新潟県

北海道、東北地方

青森県秋田県岩手県宮城県山形県福島県北海道

近畿地方

大阪府京都府兵庫県奈良県滋賀県和歌山県三重県

中国地方

岡山県広島県山口県鳥取県島根県

四国地方

高知県香川県愛媛県徳島県

九州地方

福岡県長崎県大分県宮崎県鹿児島県熊本県佐賀県

各都道府県のプロパンガス平均料金と推移

2022年12月末時点 都道府県別 プロパンガス平均価格 石油情報センター調べ 単位:円(税込み)
5㎥10㎥20㎥
北海道6,66210,91041,923
青森県6,07610,28418,485
岩手県6,09010,11717,658
宮城県5,3488,88915,505
秋田県5,9469,89217,227
山形県5,9379,99417,741
福島県5,5749,22416,244
茨城県4,9858,18014,263
栃木県4,8958,11414,151
群馬県4,9638,09914,141
埼玉県4,8117,90913,970
千葉県4,8777,96513,837
東京都4,8207,91113,978
神奈川県5,0228,21914,546
新潟県5,6269,20416,061
長野県5,4608,96515,607
山梨県5,0278,26414,510
静岡県5,3018,59914,968
愛知県5,2918,54614,777
岐阜県5,3748,73215,215
三重県5,3228,52714,588
富山県6,0409,77416,820
石川県5,7549,46216,506
福井県5,6199,20515,963
滋賀県5,3188,58015,567
京都府5,3318,92514,986
奈良県5,0378,08314,003
大阪府4,8897,99114,059
兵庫県5,5748,95615,187
和歌山県5,2538,35214,109
鳥取県5,9159,64916,808
島根県6,0439,78216,922
岡山県5,6969,15615,600
広島県5,6658,92715,127
山口県5,8729,50016,312
徳島県5,3268,60214,798
香川県5,4398,93115,641
愛媛県5,4168,79415,154
高知県5,2398,40014,321
福岡県5,5108,78314,731
佐賀県5,6329,04015,245
長崎県5,5489,06015,689
熊本県5,3128,57614,494
大分県5,2398,57714,598
宮崎県5,3508,89015,417
鹿児島県5,3958,80915,081
沖縄県5,5069,15716,024
全国5,4278,86315,377
10㎥使用時のプロパンガス平均価格推移
石油情報センターの情報をグラフ化 画像クリックで拡大

プロパンガス料金は地域差がある

都道府県の平均価格をご覧いただくと、各地域で料金差額が大きいことがご理解いただけるかと思います。

プロパンガス料金は、ガソリンや灯油などと同じく地域によって相場が異なります。

以前からプロパンガス料金は、北海道が最も高く、東北地方がそれに次ぐ高値で推移を続けています。一方で関東地方は、安くなる傾向にあります。

一般的にプロパンガス料金は、気温が低い地方や人口が少ない地域ほど相場金額が上がりやすくなっています。理由としては、

  • 相場の金額が高い
  • 競争が少ない
  • 仕入れ値が高い
  • 降雪がある地域では配送費が高くなる
  • 寒冷地では、液体で保存されているボンベ内のガスが自然気化しないため、強制気化装置が必要

などがあります。

このうち、配送費用や強制気化装置に関しては、単価にそれほど大きな影響を及ぼす項目ではありません。それぞれの地域によって相場となる金額があり、それが目安となり小売料金が決められています。

またプロパンガス料金は、その地域の人口や事業者の数により、「ガス会社同士の競争が発生しているかどうか」ということも小売価格に影響を与えているのです。

このウェブサイトに掲載しているLPガス平均価格は、「一般財団法人日本エネルギー経済研究所石油情報センター」が発信している情報を参照しています。平均の料金がどのように調べられているのかなど詳しくは、平均価格の解説に記載しています。

プロパンガス料金の特徴

プロパンガス料金は法令で規制されていない
高くするか安くするかはガス会社の自由

プロパンガス料金を解説する上で前提となるのが、「プロパンガスは、公共サービスではない」ということです。

プロパンガス料金は、設定が自由であり法令により上限や下限が制限されていません。ガス会社が自由に料金設定を決めることが許される環境になっています。

プロパンガス料金は事業者が自由に決められる

プロパンガスは、従量単価や基本料金を高くしようと、安くしようと各社の自由なのです。それ故に都市ガスは公共料金としての扱いをされる一方で、プロパンガスは公共料金としての扱いはされません。

自由であるからこそ、適正価格で販売している事業者もあれば、高い金額で販売している事業者もいるという状況です。

参照ページ:基本料金の解説

プロパンガス料金は同じガス会社の顧客でも異なる可能性がある

LPガス料金はお宅により異なる
プロパンガス料金は会社により統一ではない

プロパンガス料金は、事業者による違いだけでなく、同じガス会社の顧客でも「高い料金で設定されているお宅」と、「安い料金で設定されているお宅」が分かれている可能性があります。

プロパンガス料金を解説する上で、この点が最も重要になるといっても過言ではありません。現在プロパンガスをご利用されている中で、このことをご存知ない方がいらっしゃいます。

都市ガスと同じようなイメージで、

  • 〇〇社と契約していれば、みんな同じ料金で統一されている
  • お隣と同じガス会社だから、同じ料金が適用されている
  • 値上げされるのは、すべての顧客が同時に同条件で行われる

プロパンガス料金をこのように考えていた方は要注意です。

プロパンガス料金は、上記のような項目が当てはまらないサービスです。料金を気にせずに使用し続けていたら、とんでもない高値になっていたというご相談を多くいただいています。

事業者がどんなに高い金額設定をしたとしても法律違反にはならないので、利用者としては十分に注意する必要があるでしょう。

同じガス会社でも各お宅で料金が違うかもしれない
同じガス会社でも各お宅で料金が違うかもしれない

プロパンガスは、このような料金プランの使い分けが一般にあり得る業界です。

悪質なガス会社だけがこのような行為をしているということではありません。広くLPガスを供給している大企業でも、料金の調整が日常的に行われています。

消費者の方には「必要以上に料金が高くなっていないかどうか」、「乗り換えることによって安くならないか」をチェックすることをお勧めいたします。

都市ガスや電気、水道などと比較すると考えにくいことかもしれませんが、現状としてプロパンガス業界はこのような状況にあります。

プロパンガス料金は、事業者の変更や料金交渉をすることで安くすることができる可能性が高いということを、今一度ご理解ください。

集合住宅のプロパンガス料金

賃貸アパートはガス料金が高い

このページに記載している料金や切り替えの流れなどは、基本的に戸建住宅にお住まいの方に向けたものです。

集合住宅のプロパンガスは、料金を含めて戸建住宅とは全く異なります。

集合住宅のプロパンガスは、

  • ひと部屋だけガス会社を変更することができない
  • ガス料金が戸建住宅よりも高い傾向にある

このような特徴があります。

特にアパートなど小型の集合住宅については、料金が高い上にガス会社を自身の意思で変更することができないので、十分に注意する必要があるのです。

ただ集合住宅でも戸数の多い分譲マンションでは、環境によっては戸建住宅と同じ水準の料金で使用することも可能です。

70戸以上の集合住宅にお住まいの方

お住まいの物件が70戸を超える場合には、管轄する法律が異なるためご案内内容が異なります。該当物件にお住まいの方は、こちらをご覧ください。

参照ページ:70戸以上の集合住宅

プロパンガスの標準料金について

プロパンガス事業者のホームページを見ると、ほとんどの企業では「標準料金」などの名目で基本料金と1㎥あたりの単価が記載されています。

この標準料金は、行政からの指導で公開することが求められている「標準的な料金プラン」です。

すでに上述している通り、プロパンガス料金は「それぞれのお宅で料金設定が異なる」ので、絶対に標準料金が適用されるのではありません。

プロパンガス単価の計算方法と料金方式

プロパンガスの検針票や利用明細は、統一されておらず各事業者で記載内容が異なります。

一見するだけではわかりづらい明細も多く、中には基本料金や1㎥あたりの単価が記載されていないことも少なくありません。

またプロパンガスの料金方式ですが、一般的には「二部料金制」が採用されます。

二部料金制とは「基本料金」と「従量料金」の合計を請求額とする計算方式です。

計算式が簡単でわかりやすいという特徴があり、このページに記載している料金表についても二部料金制のものを掲載しています。

ただプロパンガス料金の計算方式は、二部料金制だけではありません。都市ガスと同じように原料費調整制度を採用している企業、1㎥あたりの単価をガス使用量に応じて段階性にしている事業者もあります。

使用量が多い法人契約では安くできることもある

プロパンガス料金は、事業者が自由に決められるということは、すでに記載した通りです。

従って料金をどれだけ高くするのも自由ですが、逆に安くすることもガス会社の自由です。

プロパンガス料金は、環境によっては特別に安くできることがあります。特に工場などの利用でガスの使用量がとても多い場合には、特別料金が適用できることも少なくありません。

詳しくは法人様向けのページで解説していますが、特別に安くできないかというご相談も承りますのでお問い合わせください。

プロパンガス会社を変更する

LPガス代が安くなる

上記のプロパンガス価格表と比較して、ご自宅の価格が少しでも安くなったお宅は、プロパンガス会社の変更を考えてみてはいかがでしょうか?

乗り換えをご検討されている方は、ぜひ当社までご相談ください。見積もりや紹介など一連のサービスをすべて無料で、安い事業者をご紹介しています。

ご連絡いただく際は、

  • ご住所
  • 現在契約されているプロパンガス会社
  • 直近のプロパンガスご使用量、ご請求額
  • お住まいの築年数(長期契約中でないかの確認)
  • 契約中のガス会社との経過年数

以上を伺うことになりますので、あらかじめプロパンガスの利用明細をご用意頂けますとスムーズにご案内可能です。

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ご案内できる料金はその都度異なる

ご案内できるガス料金はその都度異なる
環境によりご案内できるガス料金は異なる

上記に記載している料金表は、あくまでも最も安い金額を提示している事業者に新規で契約した場合のものです。

お住まいの地域や契約中のガス会社など、環境によってご案内できる金額が異なりますのでご注意ください。

「新規の料金はすぐに値上がりしてしまうのではないか?」というご相談をいただくのですが、そのようなことはありません。
当社はプロパンガスの取り次ぎ代理店として10年以上活動しており、多くの取引実績を持っています。
ご相談いただいた方の不利益になるような提案は絶対にいたしませんのでご安心ください。

具体的に切り替え直後の料金設定がいつまで続くかということに関しては、各社によって方針が異なりますので、個別でご案内いたします。

多くの場合には、1年間など一定期間を目安にして「値上げしない期間」というものを定めています。ただガス会社によっては、都市ガスと同じように「原料の輸入価格に連動して、毎月変動する料金」を導入していることもあります。

各企業によって料金設定の方針が異なりますので、詳しい内容はケースバイケースとなります。一概に大手企業だから料金が安いと言い切ることはできないのです。

プロパンガス会社の変更は簡単!

プロパンガス会社切り替えイメージ

「安くなるのは嬉しいけど、機器の設定は必要なの?」と心配している方、「長年契約しているガス会社だから解約を伝えにくい」など、手続きがわずらわしいのではというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

プロパンガスの申し込みから工事完了までは、とても簡単に行うことができます。

プロパンガスの通常の申し込みでは、お客様から「申し込み書兼委任状」というものを頂きます。

この委任の内容には、解約の手続きが含まれているので、現在のプロパンガス販売店への解約等の連絡に関しては、新しいプロパンガス販売店が代行することが可能です。

従ってお客様から解約の意思を伝える必要なく、手続きを進めることができます。

プロパンガス切り替えで交換するもの

プロパンガス会社を変更するにあたり、絶対に取り換えるものとしては、「ボンベ」と「メーター」の2点のみ。
いずれも屋外に設置されているものですので、通常の切り替えでは屋内の作業が発生することはありません。

撤去と設置を同時に行い、時間としては30~60分くらいで終了します。この時間帯のみガスが使えなくなります。

当然ながら給湯器やコンロ、ファンヒーターなどのガス機器は、今まで通り使用することができます。

プロパンガスは、物理的な変更をほとんどせずに切り替えできるのです。

お客様の作業としては、申込日から7日間後以降で工事日を設定。工事日にボンベとメーターの撤去、交換に立ち会って頂くのみで、ご負担は非常に少ないものとなります。

また現在取り付けてある旧事業者のボンベ・メーターの返却も代行してくれます。

プロパンガスは不透明な部分がある一方、非常に簡単に乗り換えることができるサービスです。

プロパンガス乗り換えは通常0円

近年では顧客の囲い込みを目的として工事費用を分割支払いにしたり、複数年の契約期間を設け、途中解約を難しくするような契約を目にする機会が多くなりました。

しかしプロパンガスの契約では、通常は制約期間や違約金の項目が盛り込まれることはありません。

また上述した通り、プロパンガス乗り換えの作業は非常に簡潔です。工事費や契約手数料などはサービスの範囲内となり切り替え費用は0円です。

つまり、プロパンガスは通常の場合、無料で何度でも会社を変更することができます。
料金を比較していただき安い会社が見つかった場合には、積極的に乗り換えすることがガス代の節約につながるでしょう。

ただし、新築物件や引っ越ししたばかりなど、供給契約を締結したばかりの場合は、給湯器・コンロ・配管などの設備費用を分割払いで契約されているケースがあります。

またガス会社によっては、違約金を設定している企業もありますし、料金の滞納などに備えて保証金を徴収することも少なくありません。

すべてのケースで当てはまるということではありませんので、ご注意ください。

プロパンガス会社と長期契約中の方

初期費用の例外があります。

  • 築年数10~15年以内の新築物件
  • 数年以内に給湯器などの機器をガス会社にサービスしてもらったことがある

このようなケースでは、設備費用を無料とするかわりに複数年契約を結んでいることがあります。この場合には、解約に伴い違約金が発生することになります。

心あたりのある方は、契約書をご確認いただくか、契約中のガス会社にお問い合わせください。違約金の有無や金額によってご案内内容が異なりますので、当社へ相談いただく前にご確認ください。

確認した結果、違約金が発生するとしても、金額によっては切り替え先のガス会社が代わりに支払うことができる可能性があります。

つまり残債などを変更先の事業者が肩代わりできるため、支払いを0円で変更することができるのです。

ただ金額によっては、ガス会社が違約金を負担することが難しいこともありますので、あらかじめご了承ください。また違約金を肩代わりした場合、その分適用されるガス料金が上がることになってしまいます。

プロパンガス品質の違いについて

プロパンガスの成分は統一されている
プロパンガスの成分は統一されている

サービスによっては、契約を変更することによって設定をしなければならないなど、お客様による作業が必要になるものもあります。

「ガス会社を変更して、使い勝手に問題は無いの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

プロパンガスの中身は同じ

プロパンガスの品質はどの会社でも同じです。

熱量など「商品自体」に関して事業者による違いはありません。従って安い会社に乗り換えたから、コンロやストーブなどの暖房、給湯器などの使い勝手に悪影響があるということはありません。

一般のサービスでは、消費者にとって最も大きな判断材料となる商品の「品質の違い」というものが無いため、必然的に「料金」の違いがプロパンガスにとって大きな判断材料となっているのです。

ただ品質が同じということが、1社と契約し続ける消費者が多い要因ともなっていて、それが料金の高騰につながっているという見方もできるでしょう。

また近年では、エネルギー業界全体で自由化が相次いだこともあり、「ガスだけ」でなく、電力など他のサービスとセット販売を展開している企業が増えています。

ガスと電気を一緒に契約することにより、セット割引の特典が受けられたり、企業によってはポイント制度を設けていることもあります。

商品の質としては同じものではあるものの、時代の流れとともに各社独自のサービスを展開する動きが活発となっています。

賃貸の戸建住宅にお住まいの方

賃貸の戸建住宅はオーナーからLPガス会社の指定があるかもしれない
賃貸の戸建住宅はオーナーからLPガス会社の指定があるかもしれない

一戸建て住宅を借りている方は、ガス会社を変える前にオーナーの許諾が必要になります。

プロパンガスは、給湯器やコンロなどの住宅設備と密接に関わっていますので、借主が勝手に事業者を変更することはできません。

また事業者を変更する際には、ガス漏れの際などの緊急連絡先も変更になりますので、管理会社との連携もしなければなりません。

プロパンガス業界では、物件オーナーに対して設備投資を行うサービスが慣習となっています。建物によっては、オーナーとガス会社が複数年契約を結んでいることがあります。

そのような際は、借主が事業者を変更するのは難しくなってしまいます。

賃貸の戸建て住宅にお住まいの方は、事前にオーナーか管理会社に「ガス会社を変更して良いかどうか」を確認した上で、切り替え可能であればお問い合わせください。

事業者同士が提携していることがある

NG会社の解説
LPガス業界は横のつながりがある

プロパンガス業界では、NG会社という慣習があります。

詳しくは、専用ページで解説していますが、簡単に言うと「特定のガス会社からは、顧客を奪わない」という事業者同士の取り決めです。

顧客がA社からB社に切り替えを望んだとしても、両社がNG会社であった場合には、受け付けてくれないことがあるのです。

プロパンガスを供給するには、

  • ボンベの充てん
  • ボンベの配送
  • 保安管理

このような業務が必要になります。

これらの業務を、ガス会社は「自社のみで行っている」のではなく、同業他社と協力し合って遂行しています。

つまりプロパンガス業界は、同業他社がすべてがライバル企業ということではなく、協力関係にある事業者が少なからず存在しているのです。

上記のような理由以外にも、卸元と卸先の関係にある場合や同じグループ内の企業同士は、基本的に顧客を奪い合わないように取り決めています。

プロパンガス業界は、「完全に自由な競争が行われている」ということではなく、「ガス会社の都合で一部の事業者には切り替えられない」ことがあり得ます。

プロパンガスの効率が良い節約方法とは

プロパンガスはライフラインのサービスです。

どんなに料金が高かったとしても、オール電化や都市ガスを導入するなどしない限り、サービス自体をやめることができません。

どうにかして、ランニングコストを少しでも節約しようと色々工夫されている方も多いでしょう。
でもお風呂やコンロは毎日使うものですし、冬場には使用量が膨らみどうしても高くなってしまいます。どんなに節約して安くしようとしても限界があります。

上記のプロパンガス金額表で価格差があったお宅にとっては、きっと乗り換えることが一番の節約になるでしょう。

既に上述していますが、プロパンガス業界では非常に簡単な手続きで、申し込みから切り替えまでを進めることができます。
積極的に他社の情報収集をして、高くなるのか安くなるのか料金比較することが、最も効率良くプロパンガス代を安くする方法かもしれません。

もちろん、現在のプロパンガス業者と安くするよう値段交渉をする方法もありますが、一般的な考えでは乗り換えてしまう方がお得です。

なぜなら、どの業者でも新規乗り換えのお宅には、優遇して安い価格を維持するからです。仮に値下げ交渉して安くなったとしても、いつまた高くされてしまうかもしれません。

プロパンガスが高いと言われる要因

プロパンガスの料金が高くなってしまう一番の要因は「不透明な値上げ」です。

「必要以上に値上げを行い、逆に値下げをすることはない」というのが典型的な例で、本来であればもっと安い料金でガスを利用できるはずのお宅が非常に多いと推測されます。

まずは現状の料金を確認する所からはじめていただき、現在の単価は有り得る範囲内なのか、他社に変更した際にはどのくらい安くなるのかを知ることがとても大切です。

ご自身で新しい契約先を探すのはひと手間です。
どの会社に乗り換えるべきなのかを、一般のお客様が判断するのは難しいかもしれません。

当社は各地域のプロパンガス販売事業者と提携しています。ご相談頂いたお客様の地域や契約会社を伺った後、最安値を提案できる会社をご紹介しています。プロパンガスの申し込みから工事完了まで、責任を持って取次ぎを行います。

もちろんご相談やお見積り、ご紹介に関しては0円で承ります。
私たちがプロパンガスに関するお悩み事の解消や、価格の安い優良な会社と巡り合う一助となることができれば幸いです。

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プロパンガス物件に引越しする方

プロパンガス供給の物件に引越しする方
物件によってはプロパンガス会社を選ぶことができません

これからプロパンガス供給の物件にお引っ越しされる方は、まずガス会社を選ぶことができるかどうかが重要になります。

集合住宅に関しては、物理的な構造上の理由で入居者がガス会社を選ぶことはできないようになっています。

戸建住宅に関しては、通常ガス会社を選ぶことができます。ただ、賃貸物件である場合や新築物件ではガス会社が指定されていることも少なくありません。

転居先でのプロパンガスについては、引越しされる方の記事で詳しく解説しています。

お引越し先の物件が決まっておらず、どのエネルギーが良いか検討している方は、プロパンガスと他サービスを比較した記事をご覧ください。

集合住宅に引っ越しする方

プロパンガス供給の集合住宅にお引越しされる方は、ガス会社を選ぶことができないことに十分ご注意ください。

特にアパートなど規模の小さい集合住宅では、料金が高めに設定される傾向にあります。これは、プロパンガス業界では、物件オーナーへの設備投資などの利益供与が慣例となっていることが少なからず影響しています。

このページに掲載している料金表は、戸建住宅に住んでいる方に向けた金額です。小型の集合住宅では、戸建よりもかなり高い料金設定になるケースが少なくありません。

引っ越した後に「思ったよりもガス料金が高かった」ということで、安いガス会社へ変えることはできないのです。

家賃が安いプロパンガス物件が良いか、料金が安定している都市ガス物件が良いか、お引越しの前に十分に検討することをお勧めいたします。

よくある質問

一番安いプロパンガス料金はいくらですか?

基本料金1500円、1㎥あたりの単価280円(税抜)です。(一般家庭の場合)

ただし、プロパンガス料金は、地域などの環境によって大きく異なります。個別でご相談いただいた上での提案となります。

相談料や紹介料のような料金はかかりますか?

ご相談の受付から調査、事業者の紹介まで費用は一切発生いたしません。

仮にガス会社を変更されなかったとしても費用はかかりませんのでご安心ください。

ガス会社を切り替えるにあたり、費用は発生しますか?

通常の切り替えでは、費用は発生いたしません。プロパンガスの切り替えでは、契約手数料や工事費用は無料です。

例外として、現在契約中の事業者と長期契約期間中の場合、違約金が発生しますので個別でご相談ください。

相談する際、詳しい住所を伝える必要はありますか?

プロパンガスは個別の見積もりになるサービスです。例えばリフォームの見積もりと同じように、詳しい住所までお伺いした上で料金の提案をいたします。

また、ボンベが問題なく配送可能かどうかの確認も含めて、詳しいご住所を教えていただきます。

相談する際にお伝えした住所などの情報はどうなりますか?

いただいたお名前、住所、電話番号などの個人情報は、ご相談いただいた内容の提案目的以外では使用いたしません。

なにか別の目的の勧誘があるということはございませんのでご安心ください。

引越し先の開栓予約をしたいのですが、申し込みできますか?

引越し先の申し込みも承っております。

ただ、引っ越し先の物件状況が重要になりますので、こちらのページをご確認の上でご相談ください。

ガス会社を切り替える際、物理的には何を変更するのですか?

絶対に交換するものとしては、ボンベとメーターの2点です。

新しいボンベとメーターの設置、さらに旧ガス会社の物の撤去は同時に行いますので、ご不便をかけず切替が可能です。

また通常の場合、旧ガス会社への解約通知、撤去したボンベやメーターの返却は、切り替え先のガス会社が代行いたします。

掲載している料金で切り替えできるのですか?

個別の見積もりになりますので、必ずしも掲載している料金でご提案できるとは限りません。

料金が安くなるのは良いのですが、すぐに値上がりしませんか?

提案した料金がどれくらいの期間継続されるのかについては、ご紹介した先のガス会社の方針によって異なります。一概にお約束することはできかねますのでご了承ください。

詳細は、ガス料金を提案する際に個別でご案内いたします。

貴社はガス会社ではないのですか?

当社はガス供給事業者ではなく、ガス会社を紹介する代理店です。10年以上プロパンガスの取り次ぎ業務に携わっております。ご相談いただいた住所に供給可能で最もお得になるガス会社をご紹介いたします。

ただ、当社が日本国内すべての事業者と提携している訳ではございません。当社が提携しているガス会社の中での提案となります。

現在契約中のガス会社に切り替えを検討していることを知られたくないのですが。

ご契約中の事業者に当社から連絡をすることはございません。

いただいた個人情報や相談内容は、お客様の許可なく他の目的では使用いたしません。

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