
このページのプロパンガス料金表は、当社が京都府でご案内可能な最低金額を掲載しています。
古都・京都では、多くのプロパンガス会社が営業所を構えています。京都市も含めて府内全体でプロパンガスの利用が盛ん。安いガス料金でご案内ができる地域です。
下記の料金表とご自宅の利用明細を比較して頂き、安くなるようでしたらぜひガス会社の切り替えをご検討下さい。
京都府にお住まいの方でも、環境によっては最安値でのご案内ができかねる場合がありますのであらかじめご了承ください。
京都府のプロパンガス料金を比較
京都府のプロパンガス平均料金
基本料金:1,795円(税別) | 従量単価:591円(税別) | ||
使用量(単位:㎥) | 請求額(単位:円|税込) | ||
5 | 5,331 | ||
10 | 8,925 | ||
20 | 14,986 | ||
50 | 32,677 |
※出典:「石油情報センター」2022年12月 京都府平均料金から計算しています。
※従量単価は20㎥の合計金額から算出(小数点以下は非表示)
京都府でご案内可能なプロパンガス料金
基本料金:1,600円(税別) | 従量単価:350円(税別) | ||
使用量(単位:㎥) | 請求額(単位:円|税込) | ||
5 | 3,685 | ||
10 | 5,610 | ||
20 | 9,460 | ||
50 | 21,010 |
詳しい料金表は以下をご覧下さい。代表的な料金プランを掲載しています。
「基本料金が安いプラン」などのご要望がありましたらお問い合わせください。ケースによってはご提案が可能です。
基本料金:1,600円(税別) | 従量単価:350円(税別) |
使用量(単位:㎥) | 請求額(単位:円|税込) |
1 | 2,145 |
2 | 2,530 |
3 | 2,915 |
4 | 3,300 |
5 | 3,685 |
6 | 4,070 |
7 | 4,455 |
8 | 4,840 |
9 | 5,225 |
10 | 5,610 |
11 | 5,995 |
12 | 6,380 |
13 | 6,765 |
14 | 7,150 |
15 | 7,535 |
16 | 7,920 |
17 | 8,305 |
18 | 8,690 |
19 | 9,075 |
20 | 9,460 |
21 | 9,845 |
22 | 10,230 |
23 | 10,615 |
24 | 11,000 |
25 | 11,385 |
30 | 13,310 |
35 | 15,235 |
40 | 17,160 |
45 | 19,085 |
50 | 21,010 |
京都府、自治体別のプロパンガス料金
京都市 | 宇治市 | 亀岡市 |
長岡京市 | 八幡市 | 京田辺市 |
城陽市 | 向日市 | 南丹市 |
木津川市 | 福知山市 | 舞鶴市 |
綾部市 | 宮津市 | 京丹後市 |
船井郡京丹波町 | 乙訓郡大山崎町 | 久世郡久御山町 |
綴喜郡井手町 | 綴喜郡宇治田原町 | 相楽郡笠置町 |
相楽郡和束町 | 相楽郡精華町 | 相楽郡南山城村 |
与謝郡伊根町 | 与謝郡与謝野町 |
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京都府のプロパンガス供給物件にお引越しされる方
ガス会社の切り替えだけでなく、これから京都府の戸建て物件にお引越しされる方の予約を承ることも可能です。引っ越し先で料金が安い事業者と契約したいという方は、お気軽にお問い合わせください。
- 持ち家の中古住宅へお引越しされる方
- 賃貸の中古住宅へお引越しされる方(オーナーや管理会社に事前の許諾が必要です。ガス会社を自由に決めて良いか、ご確認の上でお問い合わせください。)
新築の戸建て住宅など、引越し先物件によってはガス会社が指定されていることがありますので、「引越し先でのプロパンガス」の記事をご確認ください。
- 集合住宅へお引越しされる方
- 建売住宅など、すでにガス会社が決まっている新築住宅へお引越しされる方
- 賃貸の戸建て住宅で、オーナーからガス会社指定があった場合
アパートやマンションなど通常の集合住宅では、建物でガス会社が決まっています。事業者を選ぶことができず、承ることができませんのでご注意ください。
京都府でプロパンガス会社を切り替える

プロパンガスは、ライフラインとしては非常に特殊なサービスです。他とは異なる仕組みであるため、各事業者や各戸による料金差額が広がってしまう傾向にあります。
- プロパンガス料金は法律などにより制限されていない
- 各社によって料金設定が異なる
- 同じプロパンガス会社の顧客でも料金が異なる可能性がある
プロパンガス料金は、事業者を変更することで安くすることができます。
プロパンガスは会社によって料金が異なる

プロパンガス料金は、企業によって金額が大きく異なります。
- プロパンガス料金は、許認可制ではない
- プロパンガス料金は、法律や条例などで制限されていない
料金をいくらにするのか、値上げをするタイミングや値上げ額などは、すべてガス会社が自由に決定しています。
LPガス会社はそれぞれ方針が違うのはもちろん、どのくらいの企業体力がありどのくらいの安値を実現できるのかが異なります。
京都においても、地元で古くから営業しているガス会社と、関東などから進出してきた企業では、方針が大きく異なります。
「安くして新規のお客様を増やしたい」という企業もあれば、「現状維持を目指す」「みんな仲良くやりましょう」というガス会社もあります。
そのためガス会社による料金の差が大きくなってしまう傾向にあるのです。
「料金に上限が設けられていない」ということにご注意ください。
現在のところ単価に上限を設定するなど、取り締まるような仕組みがないため、今後もこのような状況が続いていくでしょう。
同じプロパンガス会社の顧客でも金額が異なる

「個々のお宅によって料金が異なる」
これがプロパンガス料金の特徴を決定づけていると言っても過言ではありません。
「京都にある同じガス会社と契約しているお宅でも、異なる基本料金や従量単価が設定される」ということが一般的なのです。「A社と契約しているお宅は、すべて同じ料金で統一されている」という訳ではありません。
「お隣やご近所と同じガス会社だから、同じガス料金が適用されている」とは限りませんので、くれぐれもご注意ください。(もちろん同じ料金が適用されている可能性もあります)
プロパンガスの金額を定期的にチェックしましょう

- 企業によってサービスの金額が異なる
- 法律によって料金が制限されていない
この点は、他の多くのサービスと共通しています。同じ商品を買うにしても、店によって販売金額が違うというのは、よくある話かと思います。特にプロパンガスだけが特殊な訳ではありません。
- 同じガス会社の顧客でも、料金設定が異なる(可能性がある)
という点は、ライフラインのサービスとしては、極めて特殊ということができるでしょう。
中には、このことをご存知ない方もいらっしゃるかと思います。
そのようなお宅では、例えば値上げの通知が来たとして「他の顧客も共通して値上がりしているから仕方がない」と勘違いしている可能性があります。
「ご自宅の料金だけ高くなっている可能性がある」ということにご注意ください。
これは京都府の中心都市である京都市や北部の舞鶴市など、どの地域でも共通していることです。
プロパンガスの場合、料金に対してこだわりを見せない顧客に対しては、法外に高い金額にされているケースも少なくありません。
- 値上げの通知があったら、理由を聞いてみましょう
- 値上げを見送ることができないか、交渉してみましょう
同じ商品であるにも関わらず「とんでもなく高く設定されている」、「本当はもっと安くすることができるのに、されていない」可能性があるのです。
そのような状況を防ぐためにも、適用されている料金が妥当なのか、他社に変更した場合に安くなるのかどうかを、消費者の皆さまに気を配っていただくことが大切です。
プロパンガス料金は、交渉の余地があるものです。
必要に応じて安いプロパンガス会社へ変更しましょう

当社では、ガス会社を変更して料金を安くすることをお勧めしております。
最安値とご自宅の料金の差額が大きかったお宅は、ガス会社の切り替えを検討しましょう。
一般の契約では、事業者を切り替える際に費用は一切かかりません。すべての手続きを無料で行うことができます。また、ガス機器の変更や設定なども必要なく、そのまま使用することができます。
当社へご相談いただく際は、
- 京都府に続くご住所
- 現在契約されているプロパンガス会社
- 直近のプロパンガスご使用量、ご請求額
- お住まいの築年数(長期契約中でないかの確認)
- 契約中のガス会社との経過年数
以上を伺うことになりますので、あらかじめ利用明細をご用意頂けますとスムーズにご案内可能です。
ガス料金の継続期間

このページに掲載している最安値料金表は、新規で契約されるお宅に適用される最安値です。
必ずしも掲載している料金をご案内できるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。
- 提案できる切り替え先のガス会社はその都度異なる
- それに伴い、ご案内できるガス料金もその都度異なる
新規で契約した際の料金は、一定期間継続され値上げされることはありません。契約した後に急激に値上げされるようなことは、絶対にありませんのでご安心ください。
すでに上述している通り、プロパンガスの料金は事業者が自由に決めることができます。契約した後の料金変動に関しては、各社の方針により異なりますので共通事項として記載することが難しくなっています。
なぜ、その都度ご案内できるガス会社や料金が違うのかという点について。
- プロパンガスは、供給可能距離がある
- プロパンガス業界は、事業者同士が提携していることがある
- 事業者は、重点的に獲得を強化している地域や相手先がある
このような事情があるのです。ガス会社は、基本的に案件を選んで対応するかどうかを決めています。京都府に営業所があるプロパンガス会社であれば、「京都のどこへでも、どんなお宅でも供給する」ということではありません。
料金が異なる理由について例を挙げると
- 相手先が「〇〇ガス」だから、料金を安くしてでも獲得したい
- 京都府〇〇の地域は、特にお客様が欲しい地域だから、通常より安くして獲得したい
- 京都府〇〇の地域は、営業所から遠く近隣にお客様数も少ないので、基本料金を上げたい
上記はあくまでも一例なのですが、プロパンガスの場合、様々な事情が入り組んでご案内できる料金を決定することになります。詳しい内容は、個別でのご案内になりますので、まずはお問い合わせください。
プロパンガスは輸入しているので仕入れ金額が不安定
プロパン(LP)ガスは、「プロパン」と「ブタン」を主成分としていて、日本ではほとんどを輸入に頼っています。
輸入(仕入れ)価格に関しては、原油やガソリンなどと同じく世界情勢の影響を強く受けています。
原油産出国には社会情勢が不安定な国もあり、プロパン・ブタンの仕入れ金額は大きく変動するリスクを秘めているのです。
そのため料金の変動に関しては、このページに共通の約束事項として記載することが難しくなっています。
ガス会社切り替えは基本無料

毎月のガス代が安くなるのは嬉しいけど、事業者を変更する際にかかる費用について気になっている方も多いかと思います。
一般的なプロパンガスの切り替えでは、
- ガスボンベ
- マイコンメーター
この2点を交換します。事業者にとって切り替え作業というのは、負担が大きいものではありません。
例外を除き、プロパンガス会社を変更する際に費用はかかりません。
ボンベとメーターの交換作業は、サービスの範囲に含まれることになります。
プロパンガスの切り替え手続きは簡単
プロパンガス業界は、料金が不透明な部分や、適正な取引が行われていないことが問題になることも多いのですが、一方で消費者が簡単で自由に会社を変更できるという良い部分もあるのです。
手軽に切り替えができますので、料金が安くなる状況であれば積極的にご検討することをお勧めしています。
プロパンガス会社の変更は、とても簡単です。
- 契約中のガス会社に解約の連絡は不要(代行できます)
- 撤去したボンベやメーターの返却は不要(代行できます)
- 給湯器やコンロ、ストーブなどのガス機器はそのまま使えます
消費者の負担としては、非常に少ないと言うことができるでしょう。
尚、変更の流れに関しては、地域により特殊ルールがあるほか、ガス会社同士の関係値など、ケースバイケースで異なる可能性があります。また切り替え時には、7日間空けなければならないという法令があります。
プロパンガス会社と長期契約中の方
初期費用の例外があります。
- 築年数10~15年以内の新築物件
- 給湯器などの機器をガス会社にサービスしてもらったことがある
このようなケースでは、設備費用を無料とするかわりに複数年契約を結んでいることがあります。この場合には、解約に伴い違約金が発生することになります。
心あたりのある方は、契約書をご確認いただくか、契約中のガス会社にお問い合わせください。違約金の有無や金額によってご案内内容が異なりますので、ご相談いただく前にご確認ください。
確認した結果、違約金が発生するとしても、金額によっては切り替え先のガス会社が代わりに支払うことができる可能性があります。つまり、残債などを変更先の事業者が肩代わりできるため、支払いを0円で変更することができるのです。
ただ金額によっては、ガス会社が違約金を負担することが難しいケースもありますので、あらかじめご了承ください。長期契約中の方専用のページでも詳しく解説していますのでご覧ください。
賃貸の戸建て住宅にお住まいの方

一戸建て住宅を借りている方は、事業者を変える前にオーナーの許諾が必要になります。
プロパンガスは、給湯器やコンロなどの住宅設備と密接に関わっていますので、借主が勝手に事業者を変更することはできません。
ガス会社を変更する際には、ガス漏れの際などの緊急連絡先も変更になりますので、管理会社との連携も必要になります。
物件によっては、オーナーとガス会社が複数年契約を結んでいることがあります。そのような場合には、借主が事業者を変更するのは難しくなってしまいます。
賃貸の戸建て住宅にお住まいの方は、事前にオーナーか管理会社に「ガス会社を変更して良いかどうか」を確認した上で、可能でしたらお問い合わせください。
プロパンガス品質の違い

プロパンガスサービスに関しては、事業者によって「商品の質」が異なるということはありません。
法律で定められていることですので、どの会社と契約しても使い勝手に違いが生じる、機器の交換が必要になるということはなく、今まで通り使用することができます。
また、事業者を変更する際にかならず交換が必要になるものは「ボンベ」と「メーター」の2つのみです。こちらの交換作業のみ、お客様の立ち合いのもと交換作業を行います。
要する時間の目安は30分前後となります。
料金に関しては問題点を抱えているプロパンガス業界ですが、事業者の切り替えに関してはとても自由で簡単に変更ができることから、頻繁に切り替えが行われています。
特に近年では、パソコンやスマートフォンの普及が広がったことにより、他社の料金を知ることが容易になりました。このことが要因となり、ガス会社の変更がさらに盛んになっています。
事業者の切り替えは、決して義務ではありません。しかし、変更することによって料金が安くなるお宅であれば、安い方に切り替えるという考えは自然でしょう。料金などで契約中のガス会社にご不満をお持ちの場合には、積極的に切り替えを検討されることをお勧めいたします。
京都府のプロパンガス 安い会社を探す

当社はプロパンガスを供給している事業者ではなく、契約の取次ぎを行っている代理店です。
お客様からご相談をいただいた後、お客様宅に供給可能(エリア内)で、且つご要望に沿う(安い)事業者をご紹介しています。
つまりお客様とガス会社を結びつける役割を当社が担っています。
当社へご相談いただくことによって、お客様ご自身でガス会社を探す手間を省くことができます。
お客様ご自身で事業者を探す場合、まずご自宅に供給可能な会社を探すところからはじめ、1社ずつ料金を問い合わせる作業をしなければなりません。プロパンガス会社は、新規の金額を簡単に教えない傾向にありますので、調べる作業にはかなり手間がかかることが予想されます。
当社にご連絡いただくことによって、その作業を一度で終わらせることができます。
また、紹介費用のようなものは一切いただいておりません、すべて無料でのご紹介をしています。代理店経由で申し込んだからといって、「料金が上がりやすい」などのデメリットは一切ございません。通常の契約と同じように使用することができますので、ご安心ください。
また当社は、2009年から事業を行っている法人で、10年以上のプロパンガスに関する取引実績を持っています。その実績を生かし、当社では一定以上の規模を持つガス会社に限って提携をしております。
ガスサービスでは、料金はもちろんのこと、契約後の保安管理に関しても非常に重要な要素であるといえます。お客様としても「安心してガスを使える会社かどうか」ということは大きな判断基準のひとつとなるでしょう。
プロパンガスについてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。プロパンガスの切り替えに関する専門の者がご相談をお受けいたします。
切り替えができないNG会社

お客様からご相談いただいた際、かならず現在ご契約中のガス会社名を伺うことになります。
プロパンガス業界の場合、この「契約中の会社」が大きなポイントとなります。
プロパンガス業界内では「特定の会社からは顧客を奪わない」という特殊な取り決めを行っている会社同士があり、これを「NG会社」と呼んでいます。顧客を奪わないということは、つまりお客様が望んでも契約を受け付けられないということです。
当社を含めプロパンガスを取り扱う事業者は、かならず現在ご契約中のガス会社を伺い、その会社がNG会社ではないかどうかを確認することになるのです。
当社の場合には、複数の事業者と提携していますので、お客様が契約中のガス会社を「NG会社に指定していない事業者」を選ぶ作業が必要となります。
NG会社に指定していない事業者の中からもっとも安いガス会社をご紹介するという流れとなります。
「最安値の料金でご案内できない可能性がある」という注意書きを記載しているのはこのためなのです。
なぜこのようなルールがあるのかというお問い合わせをいただきますが、プロパンガスの業界では昔からこのようなことが慣習となっています。
あまり良くない習慣であるといえますが、ガス会社同士が取り決めをしており取り締まる法律も存在しないため、現在のところはそのルールに従う以外にないという状況です。
NG会社に指定している理由については、
- 資本関係にある企業同士
- プロパンガスの仕入れ段階で協力関係にある(卸先と卸元の関係にあるなど)
- ボンベ配送や充てんで協力関係にある
など、両社が業務上で何らかのつながりがある場合などがあります。
ただ、上記のように何らかの接点がある企業同士でなくても、単にお互い手を出さないという協定を結んでいるケースも存在します。
プロパンガス業界のNG会社については、専用のページでも解説しています。
京都府のプロパンガス普及状況

京都府では、都市ガスの普及が一定の地域で進んでいます。京都市などでは、東京都や大阪府と同様に都市ガス導管が敷設されており、プロパンガスの利用率はやや低めです。
ただし、京都府全域で見るとプロパンガス利用率はかなり高くなっています。
府の人口の50%以上を占める京都市では、都市ガスが広く利用されていますが、郊外を中心にプロパンガスの需要家が多くいらっしゃいます。
京都市以外でも府内には、ガス管が未配備の自治体がいくつかあります。特に北部の舞鶴市・京丹後市・宮津市地域ではガス管の敷設が遅れており、プロパンガスが広く使われています。
京都府全体的にプロパンガス利用率は決して低くはなく、多数の事業者が営業所を構えています。
料金面では、京都府のプロパンガス平均価格は必ずしも安いとは言えない料金です。
他の都道府県と比較しても、決して安い部類には入っておらず、国内で最も平均価格が安い東京都や埼玉県と比べるとかなりの差額がある状況です。
近畿地方の平均価格は、南から北にかけて上昇する傾向にあります。和歌山県や奈良県では、関東地方の水準に近いほどの安値をつけていますが、福井県や京都府では高騰する傾向にあります。
府内の地域別平均価格では、京都市が他地域と比べて高値をつけている状況です。その他は、南部の山城・南丹地域から北部の丹後地域にかけて徐々に料金が上がっています。
北部に向かうにつれて人口が少なくなることから、事業者の数も比例して少なくなる、必然的に競争も少なくなり料金が上がる傾向にあるのです。京都市の料金が高めであることに関しては、都市ガスの利用率が高いことから競争が少なく、切り替え率が低いことが要因として考えられます。
この平均価格は、「石油情報センター」という調査機関が公開しているデータを基にして計算しています。
プロパンガス料金の特徴について、ご存知ない方もいらっしゃいますので、改めて以下に記載します。ご自宅の料金を見直す際にご参考ください。
プロパンガスサービスの特徴
①プロパンガスは、消費者がガス会社を自由に選ぶことができるサービスです。
供給地点から最寄りの営業所まで20km(例外で40kmまたは60kmの場合もある)にあるガス会社であれば、自由に選ぶことができます。ただし賃貸住宅の場合には、所有者の意思に従う必要があります。
②プロパンガスの料金は、自由料金制です。
自由料金制とはその字の通りで、ガス事業者が自由に料金を決めることができます。ポイントとしては、「料金について法律で規制されていない」という部分です。
サービスの料金は、「仕入れ値+必要経費+利益分」、大まかにこのような計算で決められます。仕入れや必要経費に関しては、企業努力で削減したとしても、企業によってそこまで大きな差はないと考えられるでしょう。
ただ利益分に関しては、いくら利益を乗せようと、それはガス会社の自由となるため、企業によって差が発生します。利益分を大幅に増やしたとしても、0円にしたとしても、「自由」ですので違法や違反になることはありません。
プロパンガスの料金は、供給するガス会社の考え方や料金方針によって、大きく異なるということをご理解ください。
参考までにライフラインの中で、自由料金制ではないサービスとしては、「水道」や「自由化になる前の都市ガス」や「電力」が挙げられます。自由料金ではない場合、顧客に提供する料金を事前に国が審査する決まりになっており、「総括原価方式」と呼ばれる方式に基づいて決定されます。
総括原価方式の場合では、仕入れ値や必要経費に基づいて料金の大枠が決められ、そこに一定の利益分を乗せて消費者へと供給されます。事業者としては、必ず利益分を確保できる上に、必要経費に関しても消費者から徴収することが確約されているため、大きなメリットがあるのです。ただ一方で、顧客一件につき大きな利益を出すような料金設定はできないというデメリットもあります。
また消費者としても、全戸統一の料金が適用されますので、少なくとも料金に関しては安心して利用することができるのです。ただ、こうした方式では、企業が経費削減を行う必要がないに等しい環境となるため、事業者間の競争が生まれにくいという大きな弱点を併せ持っています。
③プロパンガスは同じガス会社と契約しているお宅でも、各戸で料金が異なるという特徴があります。
これは上記の②に通じる部分ですが、法律による規制がないので各お宅によって料金を変えたとしても、法的には何も問題がないのです。ガス会社によっても、お宅によっても料金が異なるので、「あの会社と契約しているから絶対に安い」ということが言えない状況です。
ただし、消費者にとっては「安心できない」「わかりづらい」という声が上がることも当然であるため、都市ガスのように全戸で統一料金を採用しているプロパンガス会社もあります。
④一般家庭向けの場合、供給契約を締結した後の料金が大きく変動する可能性があります。
都市ガスも「原料調整費」という名目で変動してはいるのですが、振れ幅は大きくない上に、全戸で一定の料金プランが適用されます。※プロパンガスでもプランによっては、料金が変動しないものもあります。
この特徴があることを理解していただくと、プロパンガスは料金に気を付けなければならないサービスであることがおわかりになると思います。
つまり、「お客様のご自宅だけ」料金が高くなっている可能性があるのです。
特に上記のようなことをご存知なかったお宅や、これまで料金を気にされていなかったお宅では、適正価格を大幅に上回った料金設定をされていることが考えられます。
プロパンガス料金を安く保つ
京都府でプロパンガスをご利用されているお客様、まずはご自宅の料金を小まめにチェックしましょう。
そして、このページに掲載しているような「他社の料金」と比較をしていただき、「他のガス会社に変更した場合にはいくらになるのか」を把握していただくことがとても大切です。
その差額が大きかった場合には、適切な対処をすることがガス代を安い状態に保つコツともいえるのです。
他社との差額がそこまで大きくなかった場合には、現在契約中のガス会社と交渉を行うことも方法のひとつとして考えられます。
差額が大きかった場合には、事業者の切り替えをご検討されることをお勧めいたします。
切り替え先のガス会社がどこが良いのかわからないという方は、当社で切り替えの提案を承ることが可能です。
日本全国で見ると、関東圏内を中心として盛んに切り替えが行われている状況です。その流れが全国に広まりつつありますが、京都では未だ高い料金のままご利用されている方が多いと思われます。おそらく、上記のようなプロパンガスの特徴をご存知ない方や、「付き合い」を重視して料金差があったとしても変更しないというお宅が多いのではないかと推測されます。
京都府プロパンガス平均料金について
京都府の平均価格を見ると、高めの金額で推移を続けています。多くのお宅では、事業者を切り替えることによってガス代を安くすることができるでしょう。
プロパンガスは事業者を変えることによって、安くすることができるサービスです。月々のガス代の負担を軽くしたいとお考えの方は、ぜひ事業者の変更をご検討ください。
掲載している平均価格についてご注意があります。プロパンガスの場合、そもそもこの平均価格自体が高すぎるという問題を抱えています。上述しているような事情から、プロパンガスの料金は長い間、高めの料金で推移を続けてきているのです。
ご注意いただきたいことが、「平均価格に近い」または「平均価格よりも安い」状態のお客様であっても、その価格が必ずしも「適正」とは言えず、大幅に安くできる余地があるということです。つまりこの「平均料金」が、必ずしも「適正の料金」と一致する訳ではないということです。
上述したようにプロパンガスの料金は許可制ではないため、事業者が自由に料金を決めることができてしまいます。
そのため、企業努力の末、可能な限りの安値で供給する事業者と、そうではない事業者、両方が現れることになるのです。
消費者側が料金を気にせずに放置しているようなお宅では、高い料金で設定されたままとなることが多くなり、結果的に平均価格を押し上げてしまいます。
このような状況を変えるためには、プロパンガスの消費者それぞれが料金に対して厳しい目を持つことがとても大切です。他社の料金をチェックして、自宅の料金が高いのか安いのかを理解することによって、理不尽な高騰を防ぐことができるでしょう。
現在の料金と最安値の料金の間で大きな金額差があった場合、高い料金設定をする事業者と契約を続けても自発的に安くする可能性は低いと考えられます。その際には事業者を変更することが最もお勧めの選択です。
繰り返しますが、プロパンガスの場合には、料金を気にすることがとても重要です。定期的にでもチェックを行い、上記のような対策をすることでガス代を安く保つことができるでしょう。
京都府の都市ガス普及状況

総務省の2011年統計では、京都府の都市ガスの普及率は100.9%となっています。これは東京都・大阪府に次いで、全国で3番目に高い数値です。全国平均が61%ですので、全国的にも都市ガスが広く利用されている地域といえるでしょう。
※この普及率は、「都市ガスメーター取付数」を「供給区域内の一般世帯数」で割ったものです。メーター取付数が一般世帯数を上回る都道府県では普及率が100%を超えます。あくまでも「都市ガス供給区域内」の普及率です。「京都府内の全人口」に対する普及率ではありませんのでご注意ください。
実際には都市ガスの導管が敷設されていない自治体もいくつかあるのですが、府内の人口の50%以上を占める京都市などで都市ガスの利用率が高いことから、普及率としては100%を超える結果が出ています。
京都府の都市ガスは、隣接する大阪府に本拠を構える、大手・大阪ガスの一強状態となっています。大阪ガスは、東京ガスに次いで国内2番目の事業規模を誇る都市ガス事業者です。
自社でLNG(液化天然ガス)の輸入基地を所有し、大阪府だけでなく、周辺の2府4県にまたがり都市ガス事業を展開しています。
下記に一般ガス事業者一覧を示していますが、大阪ガスのみ複数の自治体にまたがってガス管を整備している状態です。
都市ガスの場合、ガス管を整備するための設備投資が非常に高くつくため、広域でガス管工事を行うことは一部の大企業にしか実現できないのです。そうなると、市場は限られた一部の大企業に独占されていくことになるのです。このように自然な流れで独占されていくことを「自然独占」といいます。
京都府の都市ガス導管事業者
- 大阪ガス(京都市・宇治市・亀岡市・城陽市・向日市・長岡京市・八幡市・京田辺市・木津川市・大山崎町・久御山町・井手町・宇治田原町・精華町)
- 丹後ガス(舞鶴市)
- 福知山都市ガス(福知山市)
- 長田野ガスセンター(福知山市)
- 都市ガスが供給されていない自治体:綾部市・宮津市・京丹後市・南丹市・笠置町・和束町・京丹波町・伊根町・与謝野町・南山城村
京都府内で都市ガスを供給している(導管を配備した)一般ガス導管事業者は4社です。()内は、各ガス会社の供給エリアです。必ずしも全域での供給ではありませんのでご注意ください。
ご覧のように京都府内の導管事業に関しては、大阪ガスの一人勝ち状態です。
都市ガスの場合には、長らく導管工事を行った事業者に対して「独占供給」が認められてきました。つまり大阪ガスがガス管を整備した地区では、一般消費者に対しての小売り事業も大阪ガス一択で、他のガス会社を選ぶことができなかったのです。
それが2017年4月に自由化されたことで、他社への変更ができるようになりました。
大阪ガスからの変更先としては、関西電力などが候補として挙げられます。
上記のガス事業者はあくまでも導管事業者(導管工事を行った事業者)です。自由化されても導管事業者としての立ち位置が変わることはなく、消費者としてはあくまでも「小売り販売をする事業者」、つまり一般家庭のお客様が供給契約を結ぶ事業者が選べるようになったのです。
例えば、あるお宅が大阪ガスから関西電力へと小売事業者を切り替えたとしても、「埋設されたガス管」は大阪ガスのものですので、関西電力は大阪ガスへと、ガス管のレンタル料金を毎月支払う必要があります。
これは、プロパンガス会社にも共通していますが、近年ではガス会社が、本業のガス事業だけでなく、電力やインターネット・ウォーターサーバーなど、様々な事業を展開しています。
これは都市ガスや電力の自由化を含め、エネルギー業界全体で競争が活発化していることに起因しています。各社は、既存顧客の流出を防ぐため、そして新規顧客獲得のために、様々な商品とのコラボレーションを行い、自社独自のお得感を出そうと努力しているのです。
プロパンガス切り替えに関するQ&A
京都府で一番安いプロパンガス料金はいくらですか?
基本料金1600円、1㎥あたりの単価350円(税抜)です。
ただプロパンガス料金は個別の見積もりになるので、環境によって上下します。詳しくはお問い合わせください。
相談料や紹介料のような料金はかかりますか?
ご相談の受付から調査、事業者の紹介まで費用は一切発生いたしません。
仮にガス会社を変更されなかったとしても費用はかかりませんのでご安心ください。
ガス会社を切り替えるにあたり、費用は発生しますか?
通常の切り替えでは、費用は発生いたしません。プロパンガスの切り替えでは、契約手数料や工事費用は無料です。
例外として、現在契約中の事業者と長期契約期間中の場合、違約金が発生しますので個別でご相談ください。
相談する際、詳しい住所を伝える必要はありますか?
プロパンガスは個別の見積もりになるサービスです。例えばリフォームの見積もりと同じように、詳しい住所までお伺いした上で料金の提案をいたします。
また、ボンベが問題なく配送可能かどうかの確認も含めて、詳しいご住所を教えていただきます。
相談する際にお伝えした住所などの情報はどうなりますか?
いただいたお名前、住所、電話番号などの個人情報は、ご相談いただいた内容の提案目的以外では使用いたしません。
なにか別の目的の勧誘があるということはございませんのでご安心ください。
引越し先の開栓予約をしたいのですが、申し込みできますか?
引越し先の申し込みも承っております。
ただ、引っ越し先の物件状況が重要になりますので、こちらのページをご確認の上でご相談ください。
ガス会社を切り替える際、物理的には何を変更するのですか?
絶対に交換するものとしては、ボンベとメーターの2点です。
新しいボンベとメーターの設置、さらに旧ガス会社の物の撤去は同時に行いますので、ご不便をかけず切替が可能です。
また通常の場合、旧ガス会社への解約通知、撤去したボンベやメーターの返却は、切り替え先のガス会社が代行いたします。
掲載している料金で切り替えできるのですか?
個別の見積もりになりますので、必ずしも掲載している料金でご提案できるとは限りません。
料金が安くなるのは良いのですが、すぐに値上がりしませんか?
提案した料金がどれくらいの期間継続されるのかについては、ご紹介した先のガス会社の方針によって異なります。一概にお約束することはできかねますのでご了承ください。
詳細は、ガス料金を提案する際に個別でご案内いたします。
貴社はガス会社ではないのですか?
当社はガス供給事業者ではなく、ガス会社を紹介する代理店です。10年以上プロパンガスの取り次ぎ業務に携わっております。ご相談いただいた住所に供給可能で最もお得になるガス会社をご紹介いたします。
ただ、当社が日本国内すべての事業者と提携している訳ではございません。当社が提携しているガス会社の中での提案となります。
現在契約中のガス会社に切り替えを検討していることを知られたくないのですが。
ご契約中の事業者に当社から連絡をすることはございません。
いただいた個人情報や相談内容は、お客様の許可なく他の目的では使用いたしません。