福島県は、プロパンガスの利用率が高い地域です。販売業者が多く、複数社の料金を比較検討することが可能な状況。下記の料金表とご自宅の利用明細を比較して頂き、差額があるようでしたらぜひガス会社変更をご検討下さい。
※福島県内にお住いの方でも、市町村などエリアやご契約中のプロパンガス業者によっては下記の料金でご案内ができかねる場合がありますので、あらかじめご了承下さい。詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
※このページでは一戸建てにお住いの方に向けた料金を掲載しています。アパートやマンションなど集合住宅にお住いのお住いの方は、別ページで詳しく解説しています。
福島県で都市ガスをご利用中またはご利用予定の方は、別ページで切り替えなどに関して解説しています。
福島県の都市ガス切り替え
福島県のプロパンガス料金を比較
福島県のプロパンガス平均価格
単位:円
基本料金:1,697円 | 従量料金:544円 | ||
ご使用量 | ご請求額(税込) | ||
5㎥ | 4,923 | ||
10㎥ | 7,931 | ||
20㎥ | 13,458 | ||
50㎥ | 28,650 |
※出典:「石油情報センター」福島県平均価格から算出
※従量料金は20㎥のご請求額から算出(小数点以下は非表示)
当社が福島県内でご案内可能なプロパンガス価格
基本料金:1,500円 | 従量単価:320円 | ||
ご使用量 | ご請求額(税込) | ||
5㎥ | 3,410 | ||
10㎥ | 5,170 | ||
20㎥ | 8,690 | ||
50㎥ | 19,250 |
詳しい料金表は以下をご覧下さい。
プロパンガス最低価格
基本料金:1,500円 | 従量単価:320円 |
ご使用量 | ご請求額(税込) |
5㎥ | 3,410 |
6㎥ | 3,762 |
7㎥ | 4,114 |
8㎥ | 4,466 |
9㎥ | 4,818 |
10㎥ | 5,170 |
11㎥ | 5,522 |
12㎥ | 5,874 |
13㎥ | 6,226 |
14㎥ | 6,578 |
15㎥ | 6,930 |
16㎥ | 7,282 |
17㎥ | 7,634 |
18㎥ | 7,986 |
19㎥ | 8,338 |
20㎥ | 8,690 |
21㎥ | 9,042 |
22㎥ | 9,394 |
23㎥ | 9,746 |
24㎥ | 10,098 |
25㎥ | 10,450 |
30㎥ | 12,210 |
35㎥ | 13,970 |
40㎥ | 15,730 |
45㎥ | 17,490 |
50㎥ | 19,250 |
※このページでは一戸建て住宅に向けた内容を中心に掲載しています。アパートやマンションなど集合住宅にお住まいの方はこちらをご覧ください。

福島県の自治体別プロパンガス料金
福島市 | 郡山市 | いわき市 |
二本松市 | 本宮市 | 田村市 |
伊達市 | 須賀川市 | 会津若松市 |
白河市 | 喜多方市 | 相馬市 |
南相馬市 | 耶麻郡猪苗代町 | 耶麻郡西会津町 |
耶麻郡磐梯町 | 耶麻郡北塩原村 | 伊達郡桑折町 |
伊達郡国見町 | 伊達郡川俣町 | 安達郡大玉村 |
岩瀬郡鏡石町 | 岩瀬郡天栄村 | 南会津郡下郷町 |
南会津郡只見町 | 南会津郡南会津町 | 南会津郡檜枝岐村 |
河沼郡会津坂下町 | 河沼郡柳津町 | 河沼郡湯川村 |
大沼郡三島町 | 大沼郡金山町 | 大沼郡会津美里町 |
大沼郡昭和村 | 西白河郡矢吹町 | 西白河郡西郷村 |
西白河郡泉崎村 | 西白河郡中島村 | 東白川郡鮫川村 |
東白川郡棚倉町 | 東白川郡矢祭町 | 東白川郡塙町 |
石川郡石川町 | 石川郡古殿町 | 石川郡玉川村 |
石川郡平田村 | 石川郡浅川町 | 田村郡三春町 |
田村郡小野町 | 双葉郡広野町 | 双葉郡川内村 |
双葉郡葛尾村 | 双葉郡楢葉町 | 双葉郡富岡町 |
双葉郡大熊町 | 双葉郡双葉町 | 双葉郡浪江町 |
相馬郡新地町 | 相馬郡飯舘村 |
福島県でプロパンガス会社を乗り換える
福島県近辺は山間部が多いこともあり、ほとんどがプロパンガスの供給区域となっています。
都市部では、東部ガスなどの企業が都市ガスの供給を行っていますが、一部区域に限られている状況。
県内には多くのプロパンガス事業者が営業所を構えているので、乗り換えが盛んに行われている地域です。
ただ県域が広いこともあり、各ガス会社の供給エリアには注意する必要があります。
料金表をご覧になっていかがでしたでしょうか?福島県の平均価格と当社がご案内可能な最低料金を比較して頂くと、驚くほど差額が出ることがご理解頂けるかと思います。
プロパンガスは乗り換えることによって、安くすることが可能なサービスです。
福島県にお住いのお客様、ぜひご自宅の料金とも比較してみて下さい。
「プロパンガスは高い」というイメージをお持ちの方は多いと思います。ガス代をどうにか節約しようと、皆さんお考えになっているでしょう。そのような取り組みはとても素晴らしいことです。ただケースによっては、業者を乗り換えることが一番の節約になり得るかもしれません。
当社は優良なプロパンガス業者と提携させて頂いておりますので、金額に差があったお宅はぜひお乗り換えをご検討下さい。
ご連絡頂く際は、
- 福島県に続くお住いの市町村
- 現在契約されているガス事業者
- 直近のプロパンガスご使用量、ご請求額
以上を伺うことになりますので、あらかじめガスの利用明細をご用意頂けますと、スムーズにご案内可能です。
またこのWebサイトでは、以前にご相談頂いたプロパンガスに関する疑問点の解説や申し込みからボンベ交換に関する手順など、お役立ち情報を掲載しています。
よろしければ、あわせてご覧下さい。
最安値料金の継続期間
上記に掲載している最安値料金は、新規で契約される方に適用される料金表となります。
どんなサービスでも料金が変動する可能性がありますが、プロパンガスの料金はその中でも変動が激しく、この最安値料金が永久に継続されるということではありません。
ただし、だからといって契約後すぐに値上げされるのかというと、そのようなことは決してありません。目安として1年間は新規の料金が継続されることになります。
従って最安値料金と差額があったお客様は、乗り換えたのち一定期間は差額分が必ずお得になります。
また、新規の料金適用期間が終了した後に関しては、基本的にはプロパンガスの仕入れ価格に連動する形でお客様の従量料金が上下することになります。
つまり、仕入れ価格が下がればお客様への従量料金も下げることになり、逆に上がった場合は従量単価も上がることになります。
新規料金の継続期間やその後の変動方針については、事業者によって異なりますので、あくまでも目安の考え方となります。詳細についてはご相談いただいた上での案内となります。
少なくとも、新規でご契約いただいたお客さまにとって、マイナスになるようなことを行う事業者とは提携しておりませんのでご安心ください。
他社との料金比較
新規で契約する時の最安値料金のみを比べると、このページに掲載している料金よりも安い金額を提示している事業者があるかもしれません。
上の項目でも記述しましたが、プロパンガスは料金の変動が激しいサービスです。「新規の料金のみ」を見てしまうと、長い目で考えて損をしてしまう可能性があります。新規の料金はもちろん大切ですが、契約後の料金変動に関する方針や、安心して任せることができる企業なのかどうかなど、総合的に考えて契約企業を選ばれることをお勧めいたします。
特に他社とかけ離れた従量料金を提示している企業などは、いわゆる「吊りの価格」である可能性があります。もちろん絶対とは言い切れませんが、長期的に継続することが難しい金額を、集客のために敢えて提示している場合には、すぐに値上げされてしまう危険があるでしょう。
一時のみの金額にとらわれ過ぎず、その後の料金はどうなるのかということまでを、よく確認した上で企業を選ぶ必要があります。会社選びにお困りの際には当社までご相談ください。
プロパンガス会社の乗り換え費用
一般の契約では、プロパンガスの会社を変更する際に費用はかかりません。工事費用や手数料などもなく、すべての手続きを無料で完了させることができます。
新しく締結する契約でも、違約金をともなう制約期間などの設定はありませんので、基本的には何度でも無料で切り替えることが可能です。
ただし、例外として以下のようなケースでは費用が発生する可能性がありますのでご注意ください。
① 現在契約中のガス会社と長期契約を結んでいる場合
主に新築物件で敷地内のガス管の工事費用を分割払いしている場合や、契約時に給湯器などの機器を無償提供されている場合などでは、ご契約中のガス会社と長期契約を締結している可能性が高くなります。このようなケースでは、解約に伴い違約金が発生することになります。
どのような内容で契約したのか覚えていない場合には、契約書を確認いただくか、契約中のガス会社に問い合わせてみましょう。
ただし、金額によっては新しく契約するガス会社がその費用を負担できる可能性があります。詳しくは金額や事業者の方針などによって異なるため、内容を伺ってからのご案内となります。
② 新しく契約するガス会社に宅内の配管工事や、給湯器などガス機器の無償提供を求める場合
プロパンガス業界では、新しく契約を結ぶお客様に対して、給湯器などの本来は有償である機器をサービス(実質無償)で提供している事業者があります。普通に購入すると数万円から数十万円かかるものがサービスされるのは嬉しいことなのですが、場合によっては全額をガス会社が負担するのが難しいことが考えられます。その際には、お客様の負担額が発生することになります。新しい機器の導入をご検討されている方はあらかじめご了承ください。
また、このようなケースでは新しいガス会社から長期契約を求められることが多いうえ、従量料金も最安値での提供が難しくなることがあります。
場合にもよりますが、ガス機器はガス機器として、供給契約とは別に購入した方がお得になる可能性も考えられるため、慎重に判断することをお勧めいたします。
事業者によっては、このようなサービスを行っていないこともありますので、まずはお客様のご要望をお聞かせください。
プロパンガス品質の違い
プロパンガスサービスに関しては、事業者によって「商品の質」が異なるということはありません。法律で定められていることですので、どの会社と契約しても使い勝手に違いが生じる、機器の交換が必要になるということはなく、今まで通り使用することができます。
また、事業者を変更する際にかならず交換が必要になるものは「ボンベ」と「メーター」の2つのみです。こちらの交換作業のみ、お客様の立ち合いのもと交換作業を行います。
要する時間の目安は30分前後となります。
料金に関しては問題点を抱えているプロパンガス業界ですが、事業者の切り替えに関してはとても自由で簡単に変更ができることから、頻繁に切り替えが行われています。特に近年では、パソコンやスマートフォンの普及が広がったことにより、他社の料金を知ることが容易になりました。このことが要因となり、事業者の変更がさらに盛んになっています。
事業者の切り替えは、決して義務ではありません。しかし、変更することによって料金が安くなるお宅であれば、安い方に切り替えるという考えは自然でしょう。料金などで契約中のガス会社にご不満をお持ちの場合には、積極的に切り替えを検討されることをお勧めいたします。
福島県のガス会社を探す
当社はプロパンガスを供給している事業者ではなく、契約の取次ぎを行っている代理店です。お客様からご相談をいただいた後、お客様宅に供給可能(エリア内)で、且つ最もサービスが良い(安い)事業者をご紹介しています。
つまりお客様と事業者を結びつける役割を当社が担っています。
私どもへご相談いただくことによって、お客様ご自身で事業者を探す手間を省くことができます。
お客様ご自身で事業者を探す場合、まずご自宅に供給可能な会社を探すところからはじめ、1社ずつ料金を問い合わせる作業をしなければなりません。プロパンガスの事業者は、新規の料金を簡単に教えない傾向にありますので、調べる作業にはかなり手間がかかることが予想されます。
当社にご連絡いただくことによって、その作業を一度で終わらせることができます。
また、紹介費用のようなものは一切いただいておりません、すべて無料でのご紹介をしています。代理店経由で申し込んだからといって、「料金が上がりやすい」などのデメリットは一切ございません。通常の契約と同じように使用することができますので、ご安心ください。
また、株式会社new createは2009年から事業を行っている法人で、多くの取引実績を持っています。その実績を生かし、当社では一定以上の規模を持つガス会社に限って提携をしております。ガスサービスでは、料金はもちろんのこと、契約後の保安管理に関しても非常に重要な要素であるといえます。お客様としても「安心してガスを使える会社かどうか」ということは大きな判断基準のひとつとなるでしょう。紹介するガス会社を大企業に絞ることによって、お客様の信頼を積み重ねております。プロパンガスについてお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
取次ぎができないNG会社
お客様からご相談いただいた際、かならず現在ご契約中のガス会社名を伺うことになります。
プロパンガス業界の場合、この「契約中の会社」が大きなポイントとなります。
業界内では「特定の会社からは顧客を奪わない」という特殊な取り決めを行っている会社同士があり、これを「NG会社」と呼んでいます。顧客を奪わないということは、つまりお客様が望んでも契約を受け付けられないということです。
当社を含めプロパンガスを取り扱う事業者は、かならず現在ご契約中のガス会社を伺い、その会社がNG会社ではないかどうかを確認することになるのです。当社の場合には、複数の事業者と提携していますので、お客様が契約中のガス会社を「NG会社に指定していない事業者」を選ぶ作業が必要となります。NG会社に指定していない事業者の中からもっとも安い事業者をご紹介するという流れとなります。
「最安値の料金でご案内できない可能性がある」という注意書きを記載しているのはこのためなのです。
なぜこのようなルールがあるのかというお問い合わせをいただきますが、プロパンガスの業界では昔からこのようなことが習慣となっています。あまり良くない習慣であるといえますが、ガス会社同士が取り決めをしており取り締まる法律も存在しないため、現在のところはそのルールに従う以外にないという状況です。
NG会社に指定している理由については、①資本関係にある企業同士②ガスの仕入れ段階やボンベ配送など、両社が業務上で何らかのつながりがある場合などがあります。
ただ、上記のように何らかの接点がある企業同士でなくても、単にお互い手を出さないという協定を結んでいるケースも存在します。
福島県のプロパンガス普及状況
福島県内ではプロパンガス普及率がおよそ40~50%程度であると推測されます。
近年では全国的に都市ガスの普及が進んでいるため、都市ガスの普及率がプロパンガスを上回る都道府県が多くを占めています。そのような状況の中で見ると、福島県内では都市ガスの整備が遅れている状況で、プロパンガスが現在も広く利用されています。
都市ガスの導管が整備されているエリアは、県西部や北部のいわき市や福島市などの大都市に集中している状況で、逆に東部域ではほとんどの自治体で都市ガスが利用できない状態です。
人口が集中する自治体では都市ガスの利用率が高まっているため、プロパンガスの普及率では50%以下となります。しかし、面積で見るとプロパンガスが利用されている地域が圧倒的に広くなっています。
福島県のプロパンガス平均価格は、1㎥あたりの従量単価で500円から600円の間で推移しています。金額としては、東北地方全体の平均価格を下回っており、宮城県に次いで安い水準となります。全国で見ると、北海道に次いで高い水準となっており、北陸や山陰地方と同じ水準となっています。これらの地域では、山岳地域への配送や積雪の影響などが考慮されるため、ある程度高い料金になってしまうのは仕方がないと考えられるでしょう。
地域別の平均価格では、福島市・いわき市・郡山市などの主要都市が位置する、北部や東部・中部域では比較的安値で推移を続けていますが、西部の会津地方では金額が高めです。特に南会津町近辺では、料金が突出して高値をつけており、県の平均価格を押し上げている状況です。
また、南相馬市近辺の相双地区でも比較的高値で推移しています。
この金額差について、都市ガスの普及が進んでいる地域では、プロパンガスも連動して安い傾向にあり、逆に都市ガスが未配備の地域では高い傾向にあるといえるでしょう。すでに上述しましたが、これはボンベの配送に手間がかかる地域では、どうしても料金が高くなってしまうということが考えられます。もうひとつの理由として、利用者側の意識の差ということが影響していると推測されます。
近隣で都市ガスが利用可能なエリアでは、消費者も料金に関して少なからず意識する傾向にあり、事業者としても無茶な料金設定はしづらいという事情があるでしょう。
一方で都市ガスが未配備のエリアでは、比較対象となるサービスがないことから、料金を気に留めず、同一のガス会社と長く契約をし続けるお宅が多い傾向にあります。1社と契約をし続けることは悪いことではありませんが、その間の料金交渉などを怠ってしまうと、高騰してしまう危険性があります。
なかには悪意を持って、「値上げは行うけど、値下げは行わない」という事業者も未だに存在しているため、消費者としては十分に注意する必要があります。
ただ、いずれの地方でも、このページに掲載している最安値の料金と平均価格を比べると大きな開きがある状態です。従量単価にして優に100円以上の差がある状態で、これはガス代にして計算すると、年間で数万円の差額が発生することになります。
福島県内のみではありませんが、未だ多くのお宅が高い料金のままプロパンガスをご利用されている状況だと推測されます。
ご存知の方も多いかと思いますが、プロパンガスの料金は法律による規制がなく、ガス会社が自由に料金を決めることができます。
現代の感覚では、企業努力を行い、できる限りの最安値で消費者へと提供するということが当たり前になりつつありますが、プロパンガス業界は必ずしもそうではありません。
消費者ができる対策として、ご自宅の料金を小まめにチェックすることがとても大切です。
このページのような比較サイトなどを利用して他社の料金を知っていただき、ご自宅の料金との料金差があるのかないのか、現在の料金が高い部類なのか、適正なのかを正確に判断することによって、不必要に高騰してしまうことを防ぐことができます。
プロパンガスは無料で会社の変更ができますので、料金差が大きかったお宅は、積極的に変更をご検討するべきでしょう。
福島県内に事業所を構えるプロパンガスの事業者は多くありますので、事業者選びを行う際にはぜひ当社までご相談ください。
福島県の都市ガス事情
総務省の2011年統計では、福島県内の都市ガスの普及率は55.5%という数値がでています。これは全国平均61%を下回り、47都道府県のうち27位という結果です。
下記に自治体ごとの一覧を記載していますが、福島県は県域が広いうえに自治体の数が多く、都市ガスの導管が未配備の自治体が多くを占めている状況です。
県内で都市ガスを供給している(導管を配備した)事業者は7社となります。
その内、福島県内最大の人口を誇るいわき市内を供給区域とする事業者が3社あり、それ以外の事業者も、会津若松市を除くとすべて中部から東の地域で供給を行っています。県西部に関しては、現在のところ都市ガスがまったく整備されていない状況となります。
福島県の自治体数から見ると7社というのは少ないと考えられ、ほとんどの事業者が単一の自治体内での供給に留まっています。
都市ガスの普及率で見る限り、全国平均よりやや低いほどの数字ですが、供給されている面積で見ると、都市ガスが未配備のエリアが広範囲を占めています。県西は山間部を多く含んでいるため、そのことも要因となり都市ガス導管の整備が遅れていると考えられます。
県内で都市ガスを供給している事業者のなかで、大規模な事業展開を行っているのは、東部ガスのみです。東部ガスは、福島県内のほか、茨城県や秋田県内でも都市ガスを供給している事業者です。
岐阜県の都市ガス導管事業者は以下のとおりです。
- 東部ガス(郡山市、いわき市、本宮市)
- 東北ガス(白河市、西白河郡西郷村)
- 福島ガス(福島市)
- 常磐共同ガス(いわき市)
- 常磐都市ガス(いわき市)
- 若松ガス(会津若松市)
- 相馬ガス(南相馬市)
都市ガスが供給されていない自治体:須賀川市・喜多方市・相馬市・二本松市・田村市・伊達市・桑折町・国見町・川俣町・大玉村・鏡石町・天栄村・下郷町・只見町・南会津町・北塩原村・西会津町・磐梯町・猪苗代町・会津坂下町・湯川村・柳津町・三島町・金山町・昭和村・会津美里町・泉崎村・中島村・矢吹町・棚倉町・矢祭町・塙町・鮫川村・石川町・玉川村・平田村・浅川町・古殿町・三春町・小野町・広野町・楢葉町・富岡町・川内村・大熊町・双葉町・浪江町・葛尾村・新地町・飯舘村
都市ガスは2017年4月より自由化されていますので、上記の企業はあくまでも導管事業者、つまり「導管工事を行った事業者または導管の持ち主の事業者」です。自由化によって「消費者へ小売り販売をする事業者」、つまり一般家庭のお客様が契約する会社に関しては自由化され、他社に変更することができるようになっています。
ただし、消費者は「その地域で都市ガスの小売り事業を行うことを、経済産業省へ登録申請した事業者へ」でなければ変更をすることができません。
従って、小売り申請を行っている事業者がある地域であれば、その事業者へと変更することができますが、登録事業者がいない地域では自由化されたとはいっても、他社へと変更することはできません。