
このページのプロパンガス料金表は、東京都内で当社がご案内可能な最低価格となります。
東京都では、都市ガスが広く普及しています。特に都心部では、東京ガスによってほとんどの地区で地下の導管が張り巡らされている状況。
ただ、都心部を離れると導管が敷設されていないエリアも広く、プロパンガスも普及しています。
また東京都は、首都ということもあり本社や営業所を構えているガス会社が多くあります。人口が多いこともあり、プロパンガスの市場としても決して小さくはありません。それ故に各社の競争も激しく、全国的に見ても非常に安いガス単価でのご提案が可能です。
ガス会社の乗り換えを検討されている方は、お気軽にご相談ください。新たに東京都内にお引越しする方も受付可能です。
東京都のプロパンガス料金を比較
東京都のプロパンガス平均料金
基本料金:1,644円(税別) | 従量単価:553円(税別) | ||
使用量(単位:㎥) | 請求額(単位:円|税込) | ||
5 | 4,820 | ||
10 | 7,911 | ||
20 | 13,978 | ||
50 | 31,172 |
※出典:「石油情報センター」2022年12月東京都平均料金から計算
※従量単価は20㎥の合計金額から算出(小数点以下は切り捨て)
東京都でご案内可能なプロパンガス料金
基本料金:1,500円(税別) | 従量単価:280円(税別) | ||
使用量(単位:㎥) | 請求額(単位:円|税込) | ||
5 | 3,190 | ||
10 | 4,730 | ||
20 | 7,810 | ||
50 | 17,050 |
詳しい料金表は以下をご覧下さい。代表的な料金プランを掲載しています。
「基本料金が安いプラン」などのご要望がありましたらお問い合わせください。ケースによってはご提案が可能です。
基本料金:1,500円(税別) | 従量単価:280円(税別) |
使用量(単位:㎥) | 請求額(単位:円|税込) |
1 | 1,958 |
2 | 2,266 |
3 | 2,574 |
4 | 2,882 |
5 | 3,190 |
6 | 3,498 |
7 | 3,806 |
8 | 4,114 |
9 | 4,422 |
10 | 4,730 |
11 | 5,038 |
12 | 5,346 |
13 | 5,654 |
14 | 5,962 |
15 | 6,270 |
16 | 6,578 |
17 | 6,886 |
18 | 7,194 |
19 | 7,502 |
20 | 7,810 |
21 | 8,118 |
22 | 8,426 |
23 | 8,734 |
24 | 9,042 |
25 | 9,350 |
30 | 10,890 |
35 | 12,430 |
40 | 13,970 |
45 | 15,510 |
50 | 17,050 |
東京都の自治体別、プロパンガス料金
八王子市 | 東大和市 | 東村山市 | 小平市 |
国分寺市 | 国立市 | 府中市 | 小金井市 |
三鷹市 | 武蔵野市 | 西東京市 | 東久留米市 |
清瀬市 | 立川市 | 昭島市 | 調布市 |
武蔵村山市 | 福生市 | 羽村市 | 青梅市 |
あきる野市 | 町田市 | 多摩市 | 稲城市 |
日野市 | 狛江市 | 西多摩郡日の出町 | 西多摩郡瑞穂町 |
世田谷区 | 渋谷区 | 港区 | 新宿区 |
葛飾区 | 江戸川区 | 江東区 | 墨田区 |
中央区 | 千代田区 | 文京区 | 台東区 |
荒川区 | 足立区 | 豊島区 | 北区 |
中野区 | 板橋区 | 杉並区 | 練馬区 |
目黒区 | 大田区 | 品川区 | 西多摩郡奥多摩町 |
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東京都のプロパンガス供給物件にお引越しされる方
ガス会社の切り替えだけでなく、これから東京都の戸建て物件にお引越しされる方の予約を承ることも可能です。引っ越し先で料金が安い事業者と契約したいという方は、お気軽にお問い合わせください。
- 持ち家の中古住宅へお引越しされる方
- 賃貸の中古住宅へお引越しされる方(オーナーや管理会社に事前の許諾が必要です。ガス会社を自由に決めて良いか、ご確認の上でお問い合わせください。)
- 集合住宅へお引越しされる方
- 建売住宅など、すでにガス会社が決まっている新築住宅へお引越しされる方
- 賃貸の戸建て住宅で、オーナーからガス会社指定があった場合
新築の戸建て住宅などでは、ガス会社が指定されていることがありますので、引越しされる方向けの記事をご確認ください。
アパートやマンションなど通常の集合住宅では、建物でガス会社が決まっています。事業者を選ぶことができず、承ることができませんのでご注意ください。
東京都でプロパンガス会社を乗り換える

東京都は全国で最も都市ガスの需要家が多い地域となりますが、プロパンガスの需要も少なくはありません。
都心部ではほとんどの物件で都市ガスが利用されていますが、都心を離れるとプロパンガスエリアも未だ広く残されている状況です。
プロパン・ブタンの輸入基地から距離が近い
また東京都は、川崎や袖ケ浦などの輸入基地とも近く、輸送コストが抑えられる地域であります。そのため料金は、日本国内でも最安値の水準でご案内が可能です。
上述した通り東京都の人口自体が多いこともあり、各ガス会社の競合が激しい地域となっています。
プロパンガスは、その特徴から各戸による料金差額が広がってしまう傾向にあります。利用している方は、料金が高くなっていないかどうかに、少なからず注意する必要があるでしょう。
プロパンガス料金の特徴と事業者を切り替える際の手順を記載しますので、他社へ変更した方が良いかどうかの目安としてください。
- プロパンガス料金は法律などにより制限されていない
- 各社によって料金設定が異なる
- 同じプロパンガス会社の顧客でも料金が異なる可能性がある
プロパンガス料金は、事業者を変更することで安くすることができるサービスです。
プロパンガスは会社によって料金が異なる

プロパンガス料金は、企業によって金額が大きく異なります。
- プロパンガス料金は、許認可制ではない
- プロパンガス料金は、法律や条例などで制限されていない
料金をいくらにするのか、値上げをするタイミングや値上げ額などは、すべてガス会社が自由に決定しています。
LPガス会社はそれぞれ方針が違うのはもちろん、どのくらいの企業体力がありどのくらいの安値を実現できるのかが異なります。
「安くして新規のお客様を増やしたい」という企業もあれば、「現状維持を目指す」「みんな仲良くやりましょう」というガス会社もあります。
そのためガス会社による料金の差が大きくなってしまう傾向にあるのです。
プロパンガスは、「料金に上限が設けられていない」ということにご注意ください。
現在のところ単価に上限を設定するなど、取り締まるような仕組みがないため、今後もこのような状況が続いていくでしょう。
同じプロパンガス会社の顧客でも金額が異なる

「個々のお宅によって料金が異なる」
これがプロパンガス料金の特徴を決定づけていると言っても過言ではありません。
「東京にある同じガス会社と契約しているお宅でも、異なる基本料金や従量単価が設定される」ということが一般的なのです。「A社と契約しているお宅は、すべて同じ料金で統一されている」という訳ではありません。
「お隣やご近所と同じガス会社だから、同じガス料金が適用されている」とは限りませんので、くれぐれもご注意ください。(もちろん同じ料金が適用されている可能性もあります)
プロパンガスの金額を定期的にチェックしましょう

- 企業によってサービスの金額が異なる
- 法律によって料金が制限されていない
この点は、他の多くのサービスと共通しています。同じ商品を買うにしても、店によって販売金額が違うというのは、よくある話かと思います。特にプロパンガスだけが特殊な訳ではありません。
- 同じガス会社の顧客でも、料金設定が異なる(可能性がある)
という点は、ライフラインのサービスとしては、極めて特殊ということができるでしょう。
中には、このことをご存知ない方もいらっしゃるかと思います。
そのようなお宅では、例えば値上げの通知が来たとして「他の顧客も共通して値上がりしているから仕方がない」と勘違いしている可能性があります。
「ご自宅の料金だけ高くなっている可能性がある」ということにご注意ください。
プロパンガスの場合、料金に対してこだわりを見せない顧客に対しては、法外に高い金額にされているケースも少なくありません。
- 値上げの通知があったら、理由を聞いてみましょう
- 値上げを見送ることができないか、交渉してみましょう
同じ商品であるにも関わらず「とても高く設定されている」、「本当はもっと安くすることができるのに、されていない」可能性があるのです。
そのような状況を防ぐためにも、適用されている料金が妥当なのか、他社に変更した場合に安くなるのかどうかを、消費者の皆さまに気を配っていただくことが大切です。
必要に応じて安いプロパンガス会社へ変更しましょう

当社では、ガス会社を変更して料金を安くすることをお勧めしております。
最安値とご自宅の料金の差額が大きかったお宅は、ガス会社の切り替えを検討しましょう。
一般の契約では、事業者を切り替える際に費用は一切かかりません。すべての手続きを無料で行うことができます。また、ガス機器の変更や設定なども必要なく、そのまま使用することができます。
ご相談いただく際は、
- 東京都に続くご住所
- 現在契約されているプロパンガス会社
- 直近のプロパンガスご使用量、ご請求額
- お住まいの築年数(長期契約中でないかの確認)
- 契約中のガス会社との経過年数
以上を伺うことになりますので、あらかじめ利用明細をご用意頂けますとスムーズにご案内可能です。
ガス料金の継続期間

このページに掲載している最安値料金表は、新規で契約されるお宅に適用される最安値です。
必ずしも掲載している料金をご案内できるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。
- 提案できる切り替え先のガス会社はその都度異なる
- それに伴い、ご案内できるガス料金もその都度異なる
すでに上述している通り、プロパンガスの料金は事業者が自由に決めることができます。契約した後の料金変動に関しては、各社の方針により異なりますので共通事項として記載することが難しくなっています。
なぜ、その都度ご案内できるガス会社や料金が違うのかという点について。
- プロパンガスは、供給可能距離がある
- プロパンガス業界は、事業者同士が提携していることがある
- 事業者は、重点的に獲得を強化している地域や相手先がある
このような事情があるのです。ガス会社は、基本的に案件を選んで対応するかどうかを決めています。東京都に営業所があるプロパンガス会社であれば、「東京都のどこへでも、どんなお宅でも供給する」ということではありません。
料金が異なる理由について例を挙げると
- 相手先が「〇〇ガス」だから、料金を安くしてでも獲得したい
- 東京都〇〇の地域は、特にお客様が欲しい地域だから、通常より安くして獲得したい
- 東京都〇〇の地域は、営業所から遠く近隣にお客様数も少ないので、基本料金を上げたい
上記はあくまでも一例なのですが、プロパンガスの場合、様々な事情が入り組んでご案内できる料金を決定することになります。詳しい内容は、個別でのご案内になりますので、まずはお問い合わせください。
プロパンガスは輸入しているので仕入れ金額が不安定
プロパン(LP)ガスは、「プロパン」と「ブタン」を主成分としていて、日本ではほとんどを輸入に頼っています。
輸入(仕入れ)価格に関しては、原油やガソリンなどと同じく世界情勢の影響を強く受けています。
原油産出国には社会情勢が不安定な国もあり、プロパン・ブタンの仕入れ金額は大きく変動するリスクを秘めているのです。
そのため料金の変動に関しては、このページに共通の約束事項として記載することが難しくなっています。
ガス会社切り替えは基本無料

毎月のガス代が安くなるのは嬉しいけど、事業者を変更する際にかかる費用について気になっている方も多いかと思います。
一般的なプロパンガスの切り替えでは、
- ガスボンベ
- メーター
この2点を交換します。事業者にとって切り替え作業というのは、負担が大きいものではありません。
例外を除き、プロパンガス会社を変更する際に費用はかかりません。ボンベとメーターの交換作業は、サービスの範囲に含まれることになります。
ガス会社を変える際の手順を詳しく知りたい方は、切り替えの流れのページをご覧ください。
プロパンガスの切り替え手続きは簡単
プロパンガス業界は、料金が不透明な部分や、適正な取引が行われていないことが問題になることも多いのですが、一方で消費者が簡単で自由に会社を変更できるという良い部分もあるのです。
手軽に切り替えができますので、料金が安くなる状況であれば積極的にご検討することをお勧めしています。
プロパンガス会社の変更は、とても簡単です。
- 契約中のガス会社に解約の連絡は不要(代行できます)
- 撤去したボンベやメーターの返却は不要(代行できます)
- 給湯器やコンロ、ストーブなどのガス機器はそのまま使えます
消費者の負担としては、非常に少ないと言うことができるでしょう。
尚、変更の流れに関しては、地域により特殊ルールがあるほか、ガス会社同士の関係値など、ケースバイケースで異なる可能性があります。
ガス会社を切り替える際には、日にちに関する決まりがありますので、ご検討中の方はご覧ください。
プロパンガス会社と長期契約中の方
初期費用の例外があります。
- 築年数10~15年以内の新築物件
- 給湯器などの機器をガス会社にサービスしてもらったことがある
このようなケースでは、設備費用を無料とするかわりに複数年契約を結んでいることがあります。この場合には、解約に伴い違約金が発生することになります。
心あたりのある方は、契約書をご確認いただくか、契約中のガス会社にお問い合わせください。違約金の有無や金額によってご案内内容が異なりますので、ご相談いただく前にご確認ください。
確認した結果、違約金が発生するとしても、金額によっては切り替え先のガス会社が代わりに支払うことができる可能性があります。つまり、残債などを変更先の事業者が肩代わりできるため、支払いを0円で変更することができるのです。
ただ金額によっては、ガス会社が違約金を負担することが難しいケースもありますので、あらかじめご了承ください。
長期契約中のケースに関しては、残債がある方向けページでも詳しく解説しています。
賃貸の戸建て住宅にお住まいの方

一戸建て住宅を借りている方は、事業者を変える前にオーナーの許諾が必要になります。
プロパンガスは、給湯器やコンロなどの住宅設備と密接に関わっていますので、借主が勝手に事業者を変更することはできません。
ガス会社を変更する際には、ガス漏れの際などの緊急連絡先も変更になりますので、通常は管理会社との連携も必要になります。
物件によっては、オーナーとガス会社が複数年契約を結んでいることがあります。そのような場合には、借主が事業者を変更するのは難しくなってしまいます。
賃貸の戸建て住宅にお住まい、またはお引越しされる方は、事前にオーナーか管理会社に「ガス会社を変更して良いかどうか」を確認した上で、可能でしたらお問い合わせください。
プロパンガス品質の違い

プロパンガスサービスに関しては、事業者によって「ガスの質」が異なるということはありません。
法律で定められていることですので、どの会社と契約しても使い勝手に違いが生じる、機器の交換が必要になるということはなく、今まで通り使用することができます。
また、事業者を変更する際にかならず交換が必要になるものは「ボンベ」と「メーター」の2つのみです。こちらの交換作業のみ、お客様の立ち合いのもと交換作業を行います。
要する時間の目安は30分前後となります。
料金に関しては問題点を抱えているプロパンガス業界ですが、事業者の切り替えに関してはとても自由で簡単に変更ができることから、頻繁に切り替えが行われています。
特に近年では、パソコンやスマートフォンの普及が広がったことにより、他社の料金を知ることが容易になりました。このことが要因となり、ガス会社の変更がさらに盛んになっています。
事業者の切り替えは、決して義務ではありません。しかし、変更することによって料金が安くなるお宅であれば、安い方に切り替えるという考えは自然でしょう。
料金などで契約中のガス会社にご不満をお持ちの場合には、積極的に切り替えを検討されることをお勧めいたします。
東京都のプロパンガス料金が安い会社を探す

当社はプロパンガスを供給している事業者ではなく、契約の取次ぎを行っている代理店です。
お客様からご相談をいただいた後、お客様宅に供給可能(エリア内)で、且つご要望に沿う(安い)事業者をご紹介しています。
つまりお客様とガス会社を結びつける役割を当社が担っています。
当社へご相談いただくことによって、お客様ご自身でガス会社を探す手間を省くことができます。
お客様ご自身で事業者を探す場合、まずご自宅に供給可能な会社を探すところからはじめ、1社ずつ料金を問い合わせる作業をしなければなりません。プロパンガス会社は、新規の金額を簡単に教えない傾向にありますので、調べる作業にはかなり手間がかかることが予想されます。
当社にご連絡いただくことによって、その作業を一度で終わらせることができます。
また、紹介費用のようなものは一切いただいておりません、すべて無料でのご紹介をしています。
また当社は、2009年から事業を行っている法人で、10年以上のプロパンガスに関する取引実績を持っています。その実績を生かし、当社では一定以上の規模を持つガス会社に限って提携をしております。
ガスサービスでは、料金はもちろんのこと、契約後の保安管理に関しても非常に重要な要素であるといえます。お客様としても「安心してガスを使える会社かどうか」ということは大きな判断基準のひとつとなるでしょう。
プロパンガスについてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。プロパンガスの切り替えに関する専門の者がご相談をお受けいたします。
切り替えができないNG会社

お客様からご相談いただいた際、かならず現在ご契約中のガス会社名を伺うことになります。
プロパンガス業界の場合、この「契約中の会社」が大きなポイントとなります。
プロパンガス業界内では「特定の会社からは顧客を奪わない」という特殊な取り決めを行っている会社同士があり、これを「NG会社」と呼んでいます。顧客を奪わないということは、つまりお客様が望んでも契約を受け付けられないということです。
当社を含めプロパンガスを取り扱う事業者は、かならず現在ご契約中のガス会社を伺い、その会社がNG会社ではないかどうかを確認することになるのです。
当社の場合には、複数の事業者と提携していますので、お客様が契約中のガス会社を「NG会社に指定していない事業者」を選ぶ作業が必要となります。
NG会社に指定していない事業者の中からもっとも安いガス会社をご紹介するという流れとなります。
「最安値の料金でご案内できない可能性がある」という注意書きを記載しているのはこのためなのです。
なぜこのようなルールがあるのかというお問い合わせをいただきますが、プロパンガスの業界では昔からこのようなことが慣習となっています。
NG会社に指定している理由については、
- 資本関係にある企業同士
- プロパンガスの仕入れ段階で協力関係にある(卸先と卸元の関係にあるなど)
- ボンベ配送や充てんで協力関係にある
など、両社が業務上で何らかのつながりがある場合などがあります。
ただ、上記のように何らかの接点がある企業同士でなくても、単にお互い手を出さないという協定を結んでいるケースも存在します。
NG会社の決まりに関しては、専用ページでも詳しく解説しています。
東京都のプロパンガス普及状況

東京都内は国内で最もプロパンガス利用率が低い地域です。
ご存知の通り、都市ガスの最大手企業・東京ガスの本拠地であり、23区内をはじめとして都市ガスの導管が張り巡らされています。
近年では、料金が大きく変動するプロパンガスよりも、変動が少なく固定の料金プランが適用される都市ガスの方が支持される傾向にありますので、利用できるエリアでは必然的に都市ガス利用率が高まっています。
東京都全体で見ると、プロパンガス利用率は10%に満たないと推測されます。
東京都でもプロパンガスは広く利用されている
23区内をはじめとして、全域で都市ガスが普及している自治体が多くありますが、一方で八王子市など市内に山間部が含まれる都市では、都市ガスが供給されていない地域も多くあります。特に八王子市を中心とした多摩地区では、プロパンガス利用率がかなり高くなっています。
また、23区内でも足立区や江戸川区をはじめとして、区画によってはプロパンガス利用エリアが残っています。
利用率としては、全国で最も低いエリアですが、元々の人口が多いため利用宅数ではかなりの数に上ります。数だけで見ると他の県域と同等、または上回っています。
従って東京都内を供給エリアとしている事業者は数多くあり、国内でも有数の激戦区と言えるでしょう。これは東京都内に本社を構える企業が多いことも要因の一つとして挙げられます。
プロパンガスの地域別平均価格を見ると、東京都内は全国でも1、2位を争う安値となります。
通常の物価では東京都内は高くなるのですが、プロパンガスの料金に関しては逆の現象が起きています。
これには理由がいくつか考えられます。
まず一つ目は、上述したように会社の数が多いため、営業活動が盛んに行われていることです。企業が新規の顧客を獲得する目的で訪問営業などが活発であることから、消費者が他社の料金と比較する機会も増えているということが考えられます。
二つ目の要因は、都市ガスによる影響です。都市ガスが広く普及しているため、特に都市ガスの供給エリア内にお住いの方は、必然的に都市ガスに変更した際の料金を調べたことがある方が多いと推測されます。
一戸建ての場合では、プロパンガスと都市ガスの料金差は、実はそこまでの大きくはないのですが、少しだけ都市ガスの方が安くなっています。
初期費用など何らかの理由で都市ガス導入を断念されたお宅でも、料金に関しては見る目が厳しくなっていると予測されます。小まめな料金交渉や、事業者の変更をすることにも躊躇をしない方が多い傾向にあります。
これらの作業を行うと料金を安く抑えることができますので、平均価格も連動して下がっているのだと考えられるでしょう。
東京都の都市ガス普及状況

東京都内は日本で最も都市ガスが利用されている都道府県です。特に23区内は、全域に都市ガスの導管が整備されていて、最も都市ガスの利用率が高い地域だと言えるでしょう。
平成24年度の経済産業省の資料では、東京都内の都市ガス普及率が106.6%となっています。(普及率は、メーター取付数÷供給区域内世帯数×100で割り出しているため、普及率が高い東京や大阪などでは100%を超える数値が算出されます。)
23区内でも江戸川区や足立区、練馬区、北区など比較的郊外に近い行政区では、プロパンガス利用宅が散見されますが、中央区・千代田区・港区などの都心部ではプロパンガスのボンベをほとんど見ることができません。
23区で都市ガスを供給しているのが国内最大手の東京ガスです。東京ガスが日本一なのは、人口密度が最も高い23区内で供給をしているからです。
東京都内では以下の5社が都市ガスを供給しています。(厳密には導管を配備しています。)
- 東京ガス(23区をはじめ周辺の市町)
- 武陽ガス(福生市・羽村市・武蔵村山市・あきる野市・瑞穂町・日の出町)
- 大東ガス(日野市)
- 青梅ガス(青梅市)
- 昭島ガス(昭島市・立川市・福生市)
この5社のうち、自社で輸入基地を持ち天然ガスを輸入している企業は東京ガスのみで、他の4社は、天然ガスを輸入している企業から卸供給を受けて都市ガスを販売しています。
特に武陽ガス・大東ガス・昭島ガスは東京ガスから都市ガスを仕入れています。
都市ガスは小売事業が全面自由化された
注意していただきたいのは、2017年4月に都市ガス小売事業の自由化が解禁されたことにより、上記5社以外でも都市ガスの小売りを営む事業者が参入していることです。
東京電力をはじめとして、多くの事業者がすでに都内で都市ガス事業を始めています。
自由化されたことにより、消費者は会社を選ぶことができるようになりましたが、地下を通っている「おおもとの導管」は工事を行った企業の「所有物」となります。
例えば東京ガスから東京電力に切り替えを行った顧客がいたとして、顧客は東京電力と供給契約を結ぶことになりますが、近所の地下を通っている導管まで東京電力のものになるのではなく、導管は東京ガスの所有物で変わりはありません。東京電力としては導管の使用量を毎月東京ガスへ支払うことになります。
多額の投資を行い配備した導管を、顧客と一緒に奪われてしまうとなったら一大事ですので、これは当然のことだと言えるでしょう。東京ガスとしては顧客を奪われたからといって、収入が0円になるわけではないのです。
しかし、都市ガス事業への参入には様々な制約があることから、自由化されたとはいえ電力のように多くの事業者が参入するという状況には至っていないのが現状です。
よくある質問
東京都で一番安いプロパンガス料金はいくらですか?
基本料金1500円、1㎥あたりの単価280円(税抜)です。
ただプロパンガス料金は個別の見積もりになるので、環境によって上下します。詳しくはお問い合わせください。
相談料や紹介料のような料金はかかりますか?
ご相談の受付から調査、事業者の紹介まで費用は一切発生いたしません。
仮にガス会社を変更されなかったとしても費用はかかりませんのでご安心ください。
ガス会社を切り替えるにあたり、費用は発生しますか?
通常の切り替えでは、費用は発生いたしません。プロパンガスの切り替えでは、契約手数料や工事費用は無料です。
例外として、現在契約中の事業者と長期契約期間中の場合、違約金が発生しますので個別でご相談ください。
相談する際、詳しい住所を伝える必要はありますか?
プロパンガスは個別の見積もりになるサービスです。例えばリフォームの見積もりと同じように、詳しい住所までお伺いした上で料金の提案をいたします。
また、ボンベが問題なく配送可能かどうかの確認も含めて、詳しいご住所を教えていただきます。
相談する際にお伝えした住所などの情報はどうなりますか?
いただいたお名前、住所、電話番号などの個人情報は、ご相談いただいた内容の提案目的以外では使用いたしません。
なにか別の目的の勧誘があるということはございませんのでご安心ください。
引越し先の開栓予約をしたいのですが、申し込みできますか?
引越し先の申し込みも承っております。
ただ、引っ越し先の物件状況が重要になりますので、こちらのページをご確認の上でご相談ください。
ガス会社を切り替える際、物理的には何を変更するのですか?
絶対に交換するものとしては、ボンベとメーターの2点です。
新しいボンベとメーターの設置、さらに旧ガス会社の物の撤去は同時に行いますので、ご不便をかけず切替が可能です。
また通常の場合、旧ガス会社への解約通知、撤去したボンベやメーターの返却は、切り替え先のガス会社が代行いたします。
掲載している料金で切り替えできるのですか?
個別の見積もりになりますので、必ずしも掲載している料金でご提案できるとは限りません。
料金が安くなるのは良いのですが、すぐに値上がりしませんか?
提案した料金がどれくらいの期間継続されるのかについては、ご紹介した先のガス会社の方針によって異なります。一概にお約束することはできかねますのでご了承ください。
詳細は、ガス料金を提案する際に個別でご案内いたします。
貴社はガス会社ではないのですか?
当社はガス供給事業者ではなく、ガス会社を紹介する代理店です。10年以上プロパンガスの取り次ぎ業務に携わっております。ご相談いただいた住所に供給可能で最もお得になるガス会社をご紹介いたします。
ただ、当社が日本国内すべての事業者と提携している訳ではございません。当社が提携しているガス会社の中での提案となります。
現在契約中のガス会社に切り替えを検討していることを知られたくないのですが。
ご契約中の事業者に当社から連絡をすることはございません。
いただいた個人情報や相談内容は、お客様の許可なく他の目的では使用いたしません。