静岡県では、東海道沿線で都市ガスの普及が進んでいるものの、県域全体ではプロパンガスが広く利用されています。需要家の数も多く、複数の事業者が県内に事業所を構えており、競争が激しくなっている地域。
ご存知の方も多いかと思いますが、プロパンガスは事業者によって料金が大きく異なるうえに、各お宅によって異なる料金設定が適用されるサービスです。従って消費者としては、現在の料金が適正なのかどうかを認識しづらくなっています。
このページでは、県内の最安値価格だけでなく、公表されている地域の平均価格も掲載していますので、ご自宅の料金と比較する際の目安としてご利用ください。
また当社では、事業者の変更の取次ぎを行っております。費用は0円で提携先の最安値の事業者をご紹介しておりますので、最安値との金額差が大きかったお宅はぜひ当社までご相談ください。
※下記の料金表は戸建て住宅にお住まいの方に向けたものです。アパートやマンションなど、集合住宅にお住いの方は別ページにて解説しています。
目次
静岡県のプロパンガス料金を比較
静岡県のプロパンガス平均価格
単位:円
基本料金:1,680円 | 従量料金:485円 | ||
ご使用量 | ご請求額(税込) | ||
5㎥ | 4,601 | ||
10㎥ | 7,244 | ||
20㎥ | 12,308 | ||
50㎥ | 25,970 |
※出典:「石油情報センター」静岡県平均価格から算出
※従量料金は20㎥のご請求額から算出(小数点以下は非表示)
当社が静岡県内でご案内可能なプロパンガス価格
地域のプロパンガス最低価格
基本料金:1,500円 | 従量単価:300円 |
ご使用量 | ご請求額(税込) |
5㎥ | 3,300 |
6㎥ | 3,630 |
7㎥ | 3,960 |
8㎥ | 4,290 |
9㎥ | 4,620 |
10㎥ | 4,950 |
11㎥ | 5,280 |
12㎥ | 5,610 |
13㎥ | 5,940 |
14㎥ | 6,270 |
15㎥ | 6,600 |
16㎥ | 6,930 |
17㎥ | 7,260 |
18㎥ | 7,590 |
19㎥ | 7,920 |
20㎥ | 8,250 |
21㎥ | 8,580 |
22㎥ | 8,910 |
23㎥ | 9,240 |
24㎥ | 9,570 |
25㎥ | 9,900 |
30㎥ | 11,550 |
35㎥ | 13,200 |
40㎥ | 14,850 |
45㎥ | 16,500 |
50㎥ | 18,150 |
※このページでは一戸建て住宅に向けた内容を中心に掲載しています。アパートやマンションなど集合住宅にお住まいの方はこちらをご覧ください。

静岡県でプロパンガス事業者を乗り換える
静岡県近辺では、プロパンガスを扱う企業が多くあります。東海道の要所ということもあり、都市部では都市ガスの普及も進んでいますが、プロパンガスをご利用されている家庭も多くいらっしゃいます。
料金表をご覧になっていかがでしたでしょうか?静岡県の平均価格と当社がご案内可能な最低料金を比較して頂くと、驚くほど差額が出ることがご理解頂けるかと思います。
プロパンガスは乗り換えることによって、安くすることができるサービスです。静岡県にお住いのお客様、ぜひご自宅の料金とも比較してみて下さい。
「プロパンガスは高い」というイメージをお持ちの方は多いと思います。ガス代をどうにか節約しようと、皆さんお考えになっているでしょう。そのような取り組みはとても素晴らしいことです。ただケースによっては、業者を乗り換えることが一番の節約になり得るかもしれません。
当社は優良なプロパンガス業者と提携させて頂いておりますので、金額に差があったお宅はぜひお乗り換えをご検討下さい。
ご連絡頂く際は、
- 静岡県に続くお住いの市町村
- 現在契約されているガス事業者
- 直近のプロパンガスご使用量、ご請求額
以上を伺うことになりますので、あらかじめガスの利用明細をご用意頂けますと、スムーズにご案内可能です。
またこのWebサイトでは、以前にご相談頂いたプロパンガスに関する疑問点の解説や、申し込みからボンベ交換に関する手順など、お役立ち情報を掲載しています。
よろしければ、あわせてご覧下さい。
新規ガス料金の継続期間
上記に掲載している最安値料金は、新規で契約される方に適用される料金表となります。
どんなサービスでも料金が変動する可能性がありますが、プロパンガスの料金はその中でも変動が激しく、この最安値料金のまま変わらないということではありません。
ただし、だからといって契約後すぐに値上げされるのかというと、そのようなことは決してありません。目安として1年間は新規の料金が継続されることになります。
従って最安値料金と差額があったお客様は、乗り換えたのち一定期間は差額分を必ずメリットとして出すことができます。
また、新規の料金適用期間が終了した後に関しては、基本的にはプロパンガスの仕入れ価格に連動する形でお客様の従量料金が上下することになります。
つまり、仕入れ価格が下がればお客様への従量料金も下げることになり、逆に上がった場合は従量単価も上がることになります。
新規料金の継続期間やその後の変動方針については、事業者によって異なりますので、あくまでも目安の考え方となります。詳細についてはご相談いただいた上での案内となります。
少なくとも、新規でご契約いただいたお客さまにとって、マイナスになるようなことを行う事業者とは提携しておりませんのでご安心ください。
他ガス会社との料金比較
新規で契約する時の最安値料金のみを見ると、このページに掲載している料金よりも安い金額を提示している事業者があるかもしれません。
上の項目でも記述しましたが、プロパンガスは料金の変動が激しいサービスです。「新規の料金のみ」で比べてしまうと、長い目で考えて損をしてしまう可能性があります。新規の料金はもちろん大切ですが、契約後の料金変動に関する方針や、安心して任せることができる企業なのかどうかなど、総合的に考えて契約企業を選ばれることをお勧めいたします。
特に従量料金で250円以下の金額を提示している企業などは、いわゆる「吊りの価格」である可能性があります。もちろん絶対とは言い切れませんが、長期的に継続することが難しい金額を、集客のために敢えて提示している場合には、すぐに値上げされてしまう危険があるでしょう。
一時のみの金額にとらわれ過ぎず、その後の料金はどうなるのかということまでを、よく確認した上で企業を選ぶようにしましょう。
プロパンガス乗り換えにかかる費用
一般の契約では、プロパンガスの会社を変更する際にかかる費用はありません。工事費用や手数料などもなく、すべての手続きを無料で完了させることができます。
新しく締結する契約でも、違約金をともなう制約期間などの設定はありませんので、基本的には何度でも無料で切り替えることが可能です。
ただし、例外として以下のようなケースでは費用が発生する可能性がありますのでご注意ください。
① 現在契約中のガス会社と長期契約を結んでいる場合
主に新築物件で敷地内のガス管の工事費用を分割払いしている場合や、契約時に給湯器などの機器を無償提供されている場合には、ご契約中のガス会社と長期契約を締結している可能性が高くなります。このようなケースでは、解約に伴い違約金が発生することになります。
ただし、金額によっては新しく契約するガス会社がその費用を肩代わりしてくれる可能性があります。詳しくは金額や事業者の方針などによって異なるため、内容を伺ってからのご案内となります。
② 新しく契約するガス会社に宅内の配管工事や、給湯器などガス機器の無償提供を求める場合
プロパンガス業界では、新しく契約を結ぶお客様に対して、給湯器などの本来は有償である機器をサービス(実質無償)で提供している事業者があります。普通に購入すると数万円から数十万円かかるものがサービスされるのは嬉しいことなのですが、場合によっては全額をガス会社が負担するのが難しい可能性があります。その際には、お客様の負担額が発生する可能性があります。新しい機器の導入をご検討されている方はあらかじめご了承ください。
また、このようなケースでは新しいガス会社から長期契約を求められることが多いうえ、従量料金も最安値での提供が難しくなることがあります。
場合にもよりますが、ガス機器はガス機器として、供給契約とは別に購入した方がお得になる可能性もあります。
事業者によっては、このような設備を無償で提供するサービスを行っていないこともありますので、まずはお客様のご要望をお聞かせください。
プロパンガス品質の違い
プロパンガスサービスに関しては、事業者によって「商品の質」が異なるということはありません。法律で定められていることですので、どの会社と契約しても使い勝手に違いが生じる、機器の交換が必要になるということはなく、今まで通り使用することができます。
また、事業者を変更する際にかならず交換が必要になるものは「ボンベ」と「メーター」の2つのみです。こちらの交換作業のみ、お客様の立ち合いのもと交換作業を行います。
要する時間の目安は30分前後となります。
料金に関しては問題点を抱えているプロパンガス業界ですが、事業者の切り替えに関してはとても自由で簡単に変更ができることから、事業者の切り替えが頻繁に行われています。特に近年では、パソコンやスマートフォンの普及が広がったことにより、他社の料金を知ることが容易になりました。このことが要因となり、事業者を変更する気運がさらに加速しています。
事業者の変更は、決して義務ではありません。しかし、変更することによって料金が安くなるお宅であれば、安い方に切り替えるという考えは自然でしょう。料金などで契約中のガス会社にご不満をお持ちの場合には、積極的に切り替えを検討されることをお勧めいたします。
静岡県のガス会社を探す
当社はプロパンガスを供給している事業者ではなく、契約の取次ぎを行っている代理店です。お客様からご相談をいただいた後、お客様宅に供給可能(エリア内)で、且つ最もサービスが良い(安い)事業者をご紹介しています。
つまりお客様と事業者を結びつける役割を当社が担っています。
私どもへご相談いただくことによって、お客様ご自身で事業者を探す手間を省くことができます。
お客様ご自身で事業者を探す場合、まずご自宅に供給可能な会社を探すところからはじめ、1社ずつ料金を問い合わせる作業をしなければなりません。プロパンガスの事業者は、新規の料金を簡単に教えない傾向にありますので、調べる作業にはかなり手間がかかることが予想されます。
当社にご連絡いただくことによって、その作業を一度で終わらせることができます。
また、紹介費用のようなものは一切いただいておりません、すべて無料でのご紹介をしています。
また、株式会社new createは2009年から事業を行っている法人で、多くの取引実績を持っています。プロパンガスの取次ぎ以外にも様々な事業を行っている法人だということも、お客様に安心していただける材料であると考えております。
複数の優良企業・大企業と提携していますので、プロパンガスについてお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
乗り換えができないNG会社
お客様からご相談いただいた際、かならず現在ご契約中のガス会社名を伺うことになります。
プロパンガス業界の場合、この「契約中の会社」が大きなポイントとなります。
業界内では「特定の会社からは顧客を奪わない」という特殊な取り決めを行っている会社同士があり、これを「NG会社」と呼んでいます。顧客を奪わないということは、つまりお客様が望んでも契約を受け付けられないということです。
当社を含めプロパンガスを取り扱う事業者は、かならず現在ご契約中のガス会社を伺い、その会社がNG会社ではないかどうかを確認することになるのです。当社の場合には、複数の事業者と提携していますので、お客様が契約中のガス会社を「NG会社に指定していない事業者」を選ぶ作業が必要となります。NG会社に指定していない事業者の中からもっとも安い事業者をご紹介するという流れとなります。
「最安値の料金でご案内できない可能性がある」という注意書きを記載しているのはこのためなのです。
なぜこのようなルールがあるのかというお問い合わせをいただきますが、プロパンガスの業界では昔からこのようなことが習慣となっています。あまり良くない習慣であるといえますが、ガス会社同士が取り決めをしており取り締まる法律も存在しないため、現在のところはそのルールに従う以外にないという状況です。
NG会社に指定している理由については、①資本関係にある企業同士②ガスの仕入れ段階やボンベ配送など、両社が業務上で何らかのつながりがある場合などがあります。
ただ、上記のように何らかの接点がある企業同士でなくても、単にお互い手を出さないという協定を結んでいるケースも存在します。
静岡県、自治体別のプロパンガス料金
静岡市 | 浜松市 | 焼津市 | 藤枝市 |
島田市 | 富士市 | 沼津市 | 三島市 |
熱海市 | 伊東市 | 御殿場市 | 裾野市 |
富士宮市 | 御前崎市 | 磐田市 | 掛川市 |
湖西市 | 伊豆市 | 伊豆の国市 | 袋井市 |
菊川市 | 牧之原市 | 下田市 | 榛原郡吉田町 |
榛原郡川根本町 | 駿東郡小山町 | 駿東郡長泉町 | 駿東郡清水町 |
田方郡函南町 | 周智郡森町 | 賀茂郡東伊豆町 | 賀茂郡河津町 |
賀茂郡西伊豆町 | 賀茂郡松崎町 | 賀茂郡南伊豆町 |
静岡県のプロパンガス普及状況
静岡県内ではプロパンガス普及率がおよそ30~40%程度であると推測されています。プロパンガスの普及率としては全国平均よりもやや高めとなります。
東海道の要衝の地にあることから人口も多いため、需要家数としては全国でも屈指の多さです。現在も100万戸近くがプロパンガスを利用しているであろうと推測されます。
地域で見ると、東海道沿いの都市は比較的都市ガスの普及が進んでいますが、伊豆半島内の都市では導管の整備が進んでいないため、プロパンガスがメインのガスサービスとして普及しています。
公表されている平均価格を見ると、静岡県の平均は関東地方に次いで安い水準となっています。具体的な金額は、1立方メートルあたりの従量料金で450円から500円の間で推移しています。
県内の地域別の平均では、静岡市や浜松市など県内の主要都市エリアでは、関東地方と同じくらいの安値をつけていますが、伊豆半島エリアでは逆に高い数値を示しており、県全体の平均価格を押し上げている状況です。
これは、伊豆半島エリアでは、都市部に比べて事業者の数が少ないことが原因となっていると考えられます。事業者の数が減少すると、比例して企業の営業活動も少なくなるため、消費者としては他社の料金を知る機会が少なくなってしまいます。他社に変更すれば安くすることができることを知らない消費者が多いため、1社と契約をし続けるお宅が多くなっていると考えられるでしょう。
全国平均から見ると静岡県の平均価格は決して高くはありませんが、このページに掲載している当社がご案内できる最安値の従量料金と比べると、100円以上の金額差があります。従量単価で100円の違いは、実際のガス代で換算すると年間にして数万円お得になる計算になります。
プロパンガス業界全般に当てはまることですが、平均価格帯であるお宅でも、会社を変更することによって大幅に安くすることができるのです。
これはつまり、この「平均価格」自体がとても高いと解釈することができます。
なぜ平均価格が高くなってしまっているのか、その原因は事業者と消費者双方にあるといえるでしょう。
プロパンガスの料金は法律による規制がないことから、事業者の独断で決めることができます。すべての事業者に当てはまるわけではありませんが、一部では「消費者によって金額を使い分ける」というような行為が未だに行われています。つまり規制がないことを利用して、料金に対して無頓着な消費者に対しては徐々に値上げを行い、仕入れ値が下がっても値下げは行わないというような行為が横行しています。
プロパンガスの平均価格は、そのようなすべての事業者の料金を合わせた金額となっているため、結果的に平均価格と最安値価格の開きが大きくなってしまうのです。
一方で消費者側にも「安くする方法」は残されています。
全国で共通していることとして、「事業者を変更することによって安くすることができる環境にありながら、変更をされていないお宅」が非常に多くあります。プロパンガスの料金は自由ですので、消費者が料金に気を配り、不当な値上げは許さないという構えを見せることによって、そのような行為を防ぐことができます。消費者が料金に対して関心を示さないことから、このような事態を引き起こしていると見ることもできるでしょう。
本来であれば法律を整備して、消費者が安心して使用できる体制を整えるべきではあるのですが、現状では取り締まる法律がないため、利用者自身が気を配らなければなりません。
1社と契約をし続けることは決して悪いことではありません。ただ、それによって事業者による料金の高騰を許してしまっているという現状があるということに十分ご注意ください。
このページをご覧になっているお客様は、ぜひご自宅の料金と平均価格、最安値料金を比べていただき、現在の料金状況を把握されることをお勧めいたします。金額差が大きかったお宅では、必要に応じて事業者を変更するという判断をすることがとても大切です。
静岡県の都市ガス事情
総務省の2011年統計では、静岡県内の都市ガスの普及率は57.8%と、全国平均61%よりやや下、22番目に高い数値となっています。
県域が広く、特殊な形をしていることもあり、東海道沿いの静岡市や浜松市などの都市は普及率が高い数値を示している一方で、伊豆半島の南部域など、都市ガスの導管がまったく通っていない自治体も多くあります。
県内で都市ガスを供給している(導管を配備した)事業者は11社です。供給している事業者の数は多めなのですが、上述した理由により普及率はそこまで上がっていません。
静岡県で都市ガスを供給しているのは、以下の事業者です。
- 静岡ガス(静岡市・沼津市・三島市・富士宮市・富士市・裾野市・函南町・清水町・長泉町)
- 御殿場ガス(御殿場市)
- 東海ガス(藤枝市・島田市・焼津市)
- 島田ガス(島田市)
- 中遠ガス(掛川市)
- 袋井ガス(袋井市)
- 中部ガス(浜松市・磐田市・湖西市)
- 熱海ガス(熱海市)
- 湯河原ガス(熱海市)
- 伊東ガス(伊東市)
- 下田ガス(下田市)
都市ガスが供給されていない自治体:御前崎市・菊川市・森町・牧之原市・吉田町・川根本町・伊豆市・伊豆の国市・小山町・東伊豆町・河津町・南伊豆町・松崎町・西伊豆町
都市ガスは2017年4月より自由化されていますので、上記の企業はあくまでも「導管工事を行った事業者または導管の持ち主の事業者」です。自由化によって「消費者へ小売り販売をする事業者」、つまり一般家庭のお客様が契約する会社に関しては制限が解かれたので、他社に変更することができるようになりました。
ただし、消費者は「その地域で都市ガスの小売り事業を行うことを、経済産業省へ登録申請した事業者へ」でなければ変更をすることができません。
従って、小売り申請を行っている事業者がある地域であれば、その事業者へと変更することができますが、登録事業者がいない地域では自由化されたとはいっても、他社へと変更することはできません。