
このページのプロパンガス料金表は、宮城県内で当社がご案内可能な最低価格となります。 東北地方の中心である宮城県では、多くのプロパンガス会社が営業所を構えています。数社の料金を比較検討することが可能な状況。 下記の料金表とご自宅の利用明細を比較して頂き、差額があるようでしたらぜひガス会社乗り換えをご検討下さい。 ※宮城県内にお住いの方でも、市町村などエリアやご契約中のプロパンガス業者によっては下記の料金でご案内ができかねる場合がありますので、あらかじめご了承下さい。詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。 ※このページでは一戸建てにお住いの方に向けた料金を掲載しています。アパートやマンションなど集合住宅にお住いのお住いの方は、別ページで詳しく解説しています。 全国のプロパンガス料金表ページへ
目次
宮城県のプロパンガス料金を比較
宮城県のプロパンガス平均価格
単位:円
基本料金:1,617円 | 従量料金:531円 | ||
ご使用量 | ご請求額(税込) | ||
5㎥ | 4,746 | ||
10㎥ | 7,685 | ||
20㎥ | 13,227 | ||
50㎥ | 28,359 |
※出典:「石油情報センター」宮城県平均価格から算出 ※従量料金は20㎥のご請求額から算出(小数点以下は非表示)
当社が宮城県内でご案内可能なプロパンガス価格
基本料金:1,500円 | 従量単価:320円 | ||
ご使用量 | ご請求額(税込) | ||
5㎥ | 3,410 | ||
10㎥ | 5,170 | ||
20㎥ | 8,690 | ||
50㎥ | 19,250 |
詳しい料金表は以下をご覧下さい。
プロパンガス最低価格
基本料金:1,500円 | 従量単価:320円 |
ご使用量 | ご請求額(税込) |
5㎥ | 3,410 |
6㎥ | 3,762 |
7㎥ | 4,114 |
8㎥ | 4,466 |
9㎥ | 4,818 |
10㎥ | 5,170 |
11㎥ | 5,522 |
12㎥ | 5,874 |
13㎥ | 6,226 |
14㎥ | 6,578 |
15㎥ | 6,930 |
16㎥ | 7,282 |
17㎥ | 7,634 |
18㎥ | 7,986 |
19㎥ | 8,338 |
20㎥ | 8,690 |
21㎥ | 9,042 |
22㎥ | 9,394 |
23㎥ | 9,746 |
24㎥ | 10,098 |
25㎥ | 10,450 |
30㎥ | 12,210 |
35㎥ | 13,970 |
40㎥ | 15,730 |
45㎥ | 17,490 |
50㎥ | 19,250 |

宮城県の自治体別料金表
宮城県でプロパンガス会社を乗り換える
宮城県は人口が多く、それに伴いプロパンガスを扱う企業も多くあります。 仙台市を中心として都市部では都市ガスの普及が進んでいますが、プロパンガスをご利用されている家庭も決して少なくありません。 仙台市内でも中心部を離れるとプロパンガスが広く利用されています。 ガス会社同士の競合が激しいので、料金に関しても関東地方と同水準でご案内することができます。 料金表をご覧になっていかがでしたでしょうか? 宮城県の平均価格と当社がご案内可能な最低料金を比較して頂くと、驚くほど差額が出ることがご理解頂けるかと思います。 プロパンガスは乗り換えることによって、安くすることが可能なサービスです。 宮城県にお住いのお客様、ぜひご自宅の料金とも比較してみて下さい。 「プロパンガスは高い」というイメージをお持ちの方は多いと思います。ガス代をどうにか節約しようと、皆さんお考えになっているでしょう。そのような取り組みはとても素晴らしいことです。ただケースによっては、業者を乗り換えることが一番の節約になり得るかもしれません。 当社は優良なプロパンガス業者と提携させて頂いておりますので、金額に差があったお宅はぜひお乗り換えをご検討下さい。 ご連絡頂く際は、
- 宮城県に続くお住いの市町村
- 現在契約されているガス事業者
- 直近のプロパンガスご使用量、ご請求額
以上を伺うことになりますので、あらかじめガスの利用明細をご用意頂けますと、スムーズにご案内可能です。 またこのWebサイトでは、以前にご相談頂いたプロパンガスに関する疑問点の解説や申し込みからボンベ交換に関する手順など、お役立ち情報を掲載しています。 よろしければ、あわせてご覧下さい。 全国の料金表ページへもどる
料金の継続期間
上記に掲載している最安値料金は、新規で契約される方に適用される料金表となります。 どんなサービスでも料金が変動する可能性がありますが、プロパンガスの料金はその中でも変動が激しく、この最安値料金が永久に継続されるということではありません。 ただし、だからといって契約後すぐに値上げされるのかというと、そのようなことは決してありません。目安として1年間は新規の料金が継続されることになります。 従って最安値料金と差額があったお客様は、乗り換えたのち一定期間は差額分が必ずお得になります。 また、新規の料金適用期間が終了した後に関しては、基本的にはプロパンガスの仕入れ価格に連動する形でお客様の従量料金が上下することになります。 つまり、仕入れ価格が下がればお客様への従量料金も下げることになり、逆に上がった場合は従量単価も上がることになります。 新規料金の継続期間やその後の変動方針については、事業者によって異なりますので、あくまでも目安の考え方となります。詳細についてはご相談いただいた上での案内となります。 少なくとも、新規でご契約いただいたお客さまにとって、マイナスになるようなことを行う事業者とは提携しておりませんのでご安心ください。
他社との料金比較
新規で契約する時の最安値料金のみを比べると、このページに掲載している料金よりも安い金額を提示している事業者があるかもしれません。 上の項目でも記述しましたが、プロパンガスは料金の変動が激しいサービスです。新規の料金のみを見てしまうと、長い目で考えて損をしてしまう可能性があります。新規の料金はもちろん大切ですが、契約後の料金変動に関する方針や、安心して任せることができる企業なのかどうかなど、総合的に考えて契約企業を選ばれることをお勧めいたします。 特に他社とかけ離れた従量料金を提示している企業などは、いわゆる「吊りの価格」である可能性があります。もちろん絶対とは言い切れませんが、長期的に継続することが難しい金額を、集客のために敢えて提示している場合には、すぐに値上げされてしまう危険があるでしょう。 一時のみの金額にとらわれ過ぎず、その後の料金はどうなるのかということまでを、よく確認した上で企業を選ぶ必要があります。会社選びにお困りの際には当社までご相談ください。
プロパンガス乗り換えは無料
一般の契約では、プロパンガスの会社を変更する際に費用はかかりません。工事費用や手数料などもなく、すべての手続きを無料で完了させることができます。 新しく締結する契約でも、違約金をともなう制約期間などの設定はありませんので、基本的には何度でも無料で切り替えることが可能です。 ただし、例外として以下のようなケースでは費用が発生する可能性がありますのでご注意ください。 ① 現在契約中のガス会社と長期契約を結んでいる場合 主に新築物件で敷地内のガス管の工事費用を分割払いしている場合や、契約時に給湯器などの機器を無償提供されている場合などでは、ご契約中のガス会社と長期契約を締結している可能性が高くなります。このようなケースでは、解約に伴い違約金が発生することになります。 どのような内容で契約したのか覚えていない場合には、契約書を確認いただくか、契約中のガス会社に問い合わせてみましょう。 ただし、金額によっては新しく契約するガス会社がその費用を負担できる可能性があります。詳しくは金額や事業者の方針などによって異なるため、内容を伺ってからのご案内となります。 ② 新しく契約するガス会社に宅内の配管工事や、給湯器などガス機器の無償提供を求める場合 プロパンガス業界では、新しく契約を結ぶお客様に対して、給湯器などの本来は有償である機器をサービス(実質無償)で提供している事業者があります。普通に購入すると数万円から数十万円かかるものがサービスされるのは嬉しいことなのですが、場合によっては全額をガス会社が負担するのが難しいことが考えられます。その際には、お客様の負担額が発生することになります。新しい機器の導入をご検討されている方はあらかじめご了承ください。 また、このようなケースでは新しいガス会社から長期契約を求められることが多いうえ、従量料金も最安値での提供が難しくなることがあります。 場合にもよりますが、ガス機器はガス機器として、供給契約とは別に購入した方がお得になる可能性も考えられるため、慎重に判断することをお勧めいたします。 事業者によっては、このようなサービスを行っていないこともありますので、まずはお客様のご要望をお聞かせください。
プロパンガス品質の違い
プロパンガスサービスに関しては、事業者によって「商品の質」が異なるということはありません。法律で定められていることですので、どの会社と契約しても使い勝手に違いが生じる、機器の交換が必要になるということはなく、今まで通り使用することができます。 また、事業者を変更する際にかならず交換が必要になるものは「ボンベ」と「メーター」の2つのみです。こちらの交換作業のみ、お客様の立ち合いのもと交換作業を行います。 要する時間の目安は30分前後となります。 料金に関しては問題点を抱えているプロパンガス業界ですが、事業者の切り替えに関してはとても自由で簡単に変更ができることから、頻繁に切り替えが行われています。特に近年では、パソコンやスマートフォンの普及が広がったことにより、他社の料金を知ることが容易になりました。このことが要因となり、事業者の変更がさらに盛んになっています。 事業者の切り替えは、決して義務ではありません。しかし、変更することによって料金が安くなるお宅であれば、安い方に切り替えるという考えは自然でしょう。料金などで契約中のガス会社にご不満をお持ちの場合には、積極的に切り替えを検討されることをお勧めいたします。
宮城県のガス会社を探す
当社はプロパンガスを供給している事業者ではなく、契約の取次ぎを行っている代理店です。お客様からご相談をいただいた後、お客様宅に供給可能(エリア内)で、且つ最もサービスが良い(安い)事業者をご紹介しています。 つまりお客様と事業者を結びつける役割を当社が担っています。 私どもへご相談いただくことによって、お客様ご自身で事業者を探す手間を省くことができます。 お客様ご自身で事業者を探す場合、まずご自宅に供給可能な会社を探すところからはじめ、1社ずつ料金を問い合わせる作業をしなければなりません。プロパンガスの事業者は、新規の料金を簡単に教えない傾向にありますので、調べる作業にはかなり手間がかかることが予想されます。 当社にご連絡いただくことによって、その作業を一度で終わらせることができます。 また、紹介費用のようなものは一切いただいておりません、すべて無料でのご紹介をしています。 また、株式会社new createは2009年から事業を行っている法人で、多くの取引実績を持っています。その実績を生かし、当社では一定以上の規模を持つガス会社に限って提携をしております。ガスサービスでは、料金はもちろんのこと、契約後の保安管理に関しても非常に重要な要素であるといえます。お客様としても「安心してガスを使える会社かどうか」ということは大きな判断基準のひとつとなるでしょう。紹介するガス会社を大企業に絞ることによって、お客様の信頼を積み重ねております。プロパンガスについてお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
乗り換えできないNG会社
お客様からご相談いただいた際、かならず現在ご契約中のガス会社名を伺うことになります。 プロパンガス業界の場合、この「契約中の会社」が大きなポイントとなります。 業界内では「特定の会社からは顧客を奪わない」という特殊な取り決めを行っている会社同士があり、これを「NG会社」と呼んでいます。顧客を奪わないということは、つまりお客様が望んでも契約を受け付けられないということです。 当社を含めプロパンガスを取り扱う事業者は、かならず現在ご契約中のガス会社を伺い、その会社がNG会社ではないかどうかを確認することになるのです。当社の場合には、複数の事業者と提携していますので、お客様が契約中のガス会社を「NG会社に指定していない事業者」を選ぶ作業が必要となります。NG会社に指定していない事業者の中からもっとも安い事業者をご紹介するという流れとなります。 「最安値の料金でご案内できない可能性がある」という注意書きを記載しているのはこのためなのです。 なぜこのようなルールがあるのかというお問い合わせをいただきますが、プロパンガスの業界では昔からこのようなことが習慣となっています。あまり良くない習慣であるといえますが、ガス会社同士が取り決めをしており取り締まる法律も存在しないため、現在のところはそのルールに従う以外にないという状況です。 NG会社に指定している理由については、①資本関係にある企業同士②ガスの仕入れ段階やボンベ配送など、両社が業務上で何らかのつながりがある場合などがあります。 ただ、上記のように何らかの接点がある企業同士でなくても、単にお互い手を出さないという協定を結んでいるケースも存在します。
宮城県のプロパンガス普及状況
宮城県内では、プロパンガス普及率がおよそ3から4割程度であると推測されます。都市ガスの普及率は6~7割であるため、プロパンガスはこれぐらいであると考えられるでしょう。 県の中心である仙台市内で都市ガスが広く利用されていることから、プロパンガスの普及率としてはやや低めとなっています。仙台市のみで宮城県全体のおよそ半数の人口を持っているため、普及率としてはこのような数値が出ています。 しかし県域全体としては、都市ガスが整備されていない自治体も多く、プロパンガスが広い範囲で利用されている状況です。 料金の面では、宮城県のプロパンガス平均価格は東北地方内で最も安い水準となっています。東北地方は、北海道に次いで料金が高い地域ですが、宮城県のみ一回り安く、山陰地方と同水準で推移を続けています。 これは宮城県が東北地方のなかでも栄えている地域であり、ガス会社同士の競争が発生していることから、価格が下落傾向にあると考えられるでしょう。具体的な1㎥あたりの従量料金としては、550円近辺で推移を続けています。 地域別で見ると、中部の仙台市近辺が突出して安い料金となっています。これは上述した通り、人口が集中することによって事業者の競争が激しくなっていることが要因と考えられます。また、他県域でも人口集中地域では、利用者側も料金に対して厳しい目を向ける傾向にあるため、その影響も考えられます。 その他の地域はおおむね同水準の料金となっていますが、北部の気仙沼・本吉地域のみ突出して高く、全体の平均価格を押し上げている形となっています。 ここまで石油情報センターが公開している地域ごとの平均価格について記載しましたが、プロパンガスの場合、そもそもこの平均価格自体が高すぎるという問題を抱えています。このページに掲載している最安値の料金と平均価格とでは、大きな金額差があることがおわかりいただけるかと思いますが、これはガス代で計算すると使用量によっては年間で数万円の差額が発生することになります。 ご注意いただきたいのは、「平均価格に近い」または「平均価格よりも安い」状態のお客様であっても、その価格が必ずしも「適正価格」とは言えない状況であり、乗り換えることによって大幅に安くすることができるということです。 平均価格が高騰してしまう要因として、プロパンガス料金の法規制が緩いことが挙げられます。都市ガスの場合には、消費者に提供する料金を事前に経済産業省へと届け出て許可を得る必要があります。一方でプロパンガスはそのような許可制ではないため、事業者が自由に料金を決めることができてしまいます。 そのため、限界値まで安くする事業者と、そうではない事業者、両方が現れることになるのです。 消費者側が料金を気にせずに放置しているようなお宅では、明らかに高い料金のままになることが多くなり、結果的に平均価格を押し上げてしまいます。 このような状況を変えるためには、プロパンガスの消費者それぞれが料金に気を配ることがとても大切だといえるでしょう。他社の料金をチェックして、自宅の料金が高いのか安いのかを理解することによって、料金の高騰を防ぐことができます。 現在の料金と最安値の料金の間で大きな金額差があった場合、高い料金設定をする事業者と契約を続けても自発的に安くするとは考えづらく、お客様の方から対策をとる必要があります。方法は大きく2つで、契約中の事業者と料金交渉をするか、事業者の変更を検討するか、どちらかの方法で安くすることが可能です。 本来であれば法律を整備して、消費者が安心して使用できる体制を整えるべきではあるのですが、現状では取り締まる法律がないため、利用者自身が気を配らなければなりません。 プロパンガスの場合、料金を放置しないことがとても重要です。定期的にでもチェックを行い、上記のような対策をすることで料金を安く保つことができるでしょう。 1社と契約をし続けることは決して悪いことではありません。ただ、それによって料金が高騰する恐れがあるということに十分ご注意ください。 このページをご覧になっているお客様は、ぜひご自宅の料金と平均価格、最安値料金を比べていただき、現在の料金状況を把握されることをお勧めいたします。
宮城県の都市ガス事情
総務省の2011年統計では、宮城県内の都市ガスの普及率は65.1%となっています。これは全国平均61%をやや上回り、14番目に高い数値となります。 これは県内の人口のおよそ半数を持つ仙台市で都市ガスが広く普及していることで、普及率が高まっていると見ることができます。ただし、仙台市内でも都市ガス供給区域外のエリアは多くあります。 下記に供給事業者と自治体の一覧を記載していますが、県域全体では都市ガスが未配備の自治体が、埋設済みの自治体の数を上回っている状態です。 県内で都市ガスを供給している(導管を配備した)事業者は6社です。ただし、6社のうち2社は自治体が運営している「公営ガス」ですので、正確には4社となります。 公営のガスサービスは、かつては全国各地で見ることができましたが、現在ではかなり珍しくなっています。他の県域で見ると、地元で天然ガスが産出する千葉県内では、未だ多くの自治体で公営ガスが供給されています。 宮城県の公営ガスは、仙台市と気仙沼市で行われていますが、このうち仙台市ガス局は、仙台市内のみならず、周辺の複数の自治体にまで供給するという非常に珍しいケースです。もともとは明治期に仙台瓦斯という株式会社が運営していましたが、昭和16年に仙台市が買収を行い、公営へと移行しています。 2017年4月より都市ガスも自由化されているので、近年ではガスサービスも「ガスのみ」ではなく、多角化する企業が非常に多くなっています。つまり都市ガスのみを供給するのではなく、電気やインターネットなども取り扱い、セットで割引を行ったり、Web会員を募りポイント制を導入するなど、各社様々な戦略を打ち出しています。 このような状況の中、公営でのガスサービスはやや不利な状況にあると言えます。なにかのサービスを打ち出すにしても、一度ずつ議会の承認を得ることからはじめる必要があるため、近年の消費者が求めるような柔軟な対応がしづらいと言えるでしょう。 そのため、他の県でも公営ガスから民間の事業者に譲渡され、民営化する動きが見られますので、仙台市ガス・気仙沼市ガスがどのような動きとなるのか注目されます。 宮城県の都市ガス導管事業者は以下のとおりです。
- 仙台市ガス局(仙台市・名取市・多賀城市・利府町・大和町・富谷町・大衡村)
- 気仙沼市ガス水道部(気仙沼市)
- 塩釜ガス(塩釜市・多賀城市・七ヶ浜町・利府町)
- 石巻ガス(石巻市)
- 古川ガス(大崎市)
- 仙南ガス(名取市)
都市ガスが供給されていない自治体:白石市・角田市・岩沼市・登米市・栗原市・東松島市・富谷市・蔵王町・七ヶ宿町・大河原町・村田町・柴田町・川崎町・丸森町・亘理町・山元町・松島町・大郷町・色麻町・加美町・涌谷町・美里町・女川町・南三陸町 都市ガスは2017年4月より自由化されていますので、上記の企業はあくまでも「導管工事を行った事業者または導管の持ち主の事業者」です。自由化によって「消費者へ小売り販売をする事業者」、つまり一般家庭のお客様が契約する会社に関しては制限が解かれ、他社に変更することができるようになりました。 ただし、消費者は「その地域で都市ガスの小売り事業を行うことを、経済産業省へ登録申請した事業者へ」でなければ変更をすることができません。 従って、小売り申請を行っている事業者がある地域であれば、その事業者へと変更することができますが、登録事業者がいない地域では自由化されたとはいっても、他社へと変更することはできません。 公営ガスが近年のガスサービスの傾向にややそぐわないということはすでに上述しましたが、自由化され「競争」という意味でも、公営ガスはやや弊害を来す可能性があります。自由化の本来の目的は「民間企業の競争を促し、より良いサービスを消費者へ届けること」ですが、その中に公営が混じってしまうと、他社としては戦いづらいという面は否定できないでしょう。 もしかすると、宮城県の公営ガスも近い将来には、民間企業へと譲渡される可能性があるかもしれません。