九州のプロパンガスと都市ガス料金を比較

プロパンガスと都市ガスでは、どのくらい料金が違うのでしょうか?

このページでは、九州地方のプロパンガスと都市ガスの料金を比較した結果を掲載しています。

「これから引越しで物件選びをしている」「プロパンガスから都市ガスへ切り替えを検討している」など、プロパンガスと都市ガスの料金を比べたい方は、ぜひご参照ください。

ここで掲載している内容は、プロパンガスと都市ガスの料金比較ページに記載した情報を前提としています。まだご覧になっていない方は、あわせてご確認ください。

この記事は次のような人におすすめ!

  • プロパンガスから都市ガスへの変更を検討している方
  • これから九州へ引越しで物件選びをしている方
  • プロパンガス料金が高いと感じている方

九州のプロパンガスと都市ガスの料金差額

2024年5月調査・単位:円・税込み・小数点以下切り捨て
ガス会社名都市ガス11㎥・プロパン5㎥の請求額都市ガス22㎥・プロパン10㎥の請求額都市ガス44㎥・プロパン20㎥の請求額
都市ガス料金西部ガス3611620711080
宮崎ガス3911680112133
大分ガス3523625611401
九州ガス3971704012401
プロパンガス
標準料金
イワタニ九州63801056018260
エコア5900954516835
三愛オブリガス九州63251028517875
西部ガスエネルギー5381850714209
プロパンガス九州地方平均料金5503891215189
プロパンガス最安値料金3850594010120

※原料費調整額を採用・公表している会社は、調整後の料金で計算しています。

  • 平均料金:石油情報センター九州局より
  • 最安値料金:福岡県で当社がご案内できる料金表から引用
プロパンガスの標準料金
一覧を見ていただくと、プロパンガス料金は各社の差額が大きいことがわかるかと思います。
プロパンガスの標準料金と比べると、都市ガスの方が安くなっています。ただ「標準料金」は、必ずしもその金額が適用される訳ではありませんので注意が必要です。
参照:標準料金の解説

比較に際して熱量の違いに注意

プロパンガスは都市ガスよりも熱量が2.2倍多い
同じ作業をする際、プロパンガスの方が使用量が少ない

プロパンガスと都市ガスでは、熱量が異なります。

プロパンガスは、都市ガスよりも熱量が約2.2倍多くなっています。簡単に言うと、プロパンガスの方が少ない使用量で済むのです。詳しくはプロパンガスと都市ガスの違いで解説しています。

熱量の違いを加味して計算
  • プロパンガス5㎥に対して都市ガス11㎥
  • プロパンガス10㎥に対して都市ガス22㎥
  • プロパンガス20㎥に対して都市ガス44㎥
この記事では、3パターンの使用量で比較しています。

九州では多くの場合、都市ガスの方がプロパンガスよりも料金が安い

九州のプロパンガスと都市ガス
  • 多くのケースでは都市ガスの方がプロパンガスよりも料金が安い
  • プロパンガスを安く使えれば、都市ガスと同等の料金で使用することができる
  • 差額は会社によって違う
料金表をまとめると、このような結果になっています。

料金一覧を見ていただくと、プロパンガス標準料金と平均料金は、都市ガスよりも高いことがおわかりいただけるかと思います。ただし、プロパンガスの最安値料金と比べると、都市ガスと同等の金額になることがあります。

また標準料金と都市ガスを比べても、そこまで差額が大きくないケースがあります。

九州の都市ガス料金は高め
九州の都市ガス会社は、他地方と比べてやや高めの料金設定になっています。
九州では、プロパンガスを安く利用できる環境であれば、都市ガスとの差額は大きくないと言えるでしょう。

詳しくは次項に記載しますが、プロパンガス料金は一定ではありません。必ず「標準料金」や「最安値料金」が適用されるとは限らず、お住いの環境に左右されるのです。

プロパンガスを安く利用できる環境とは?
例えば戸建住宅や大型集合住宅では、プロパンガス料金を安く利用できる可能性があります。都市ガスと同じ水準またはそれ以下にすることも不可能ではありません。
反対にアパートなど小型の集合住宅の場合には、高めの料金が設定される傾向にあるので注意が必要です。
また一戸建てでも、プロパンガス事業者が少ない地域のお宅では、競争が発生していないため安い料金で利用するのは難しいでしょう。

九州では、一般的には都市ガスの方が料金が安いということができます。ただ環境によっては、プロパンガスも同等の価格帯で使用することができると捉えて良いでしょう。

ご注意事項として、都市ガスは割引ではない一般料金で計算しています。使用するガス機器によっては、割引プランが適用される可能性があります。

両社の供給方法が料金に影響している

  • 都市ガスは、都市部のみで使用できる地下の配管を通して供給する。
  • プロパンガスは、ボンベを個別で配送して供給する。
初期投資額の違い
企業にとって都市ガスは、整備するための初期費用が莫大にかかるというデメリットがありますが、その後の供給に関しては、少ない手間で供給できます。
一方でプロパンガスは、初期投資は少額にできますが、定期的にボンベを交換する必要があるため、人件費を含めた配送コストがかかってしまいます。

このような理由のほか、下記に記載するような両者の料金体制の違いも影響して、プロパンガス料金は、高くなる傾向にあるのです。

他地域のプロパンガスと都市ガス料金比較表
関東地方関西地方中部地方
北海道東北地方中国地方
四国

都市ガスの料金は公平

都市ガスは同じ条件で料金プランが決まる
都市ガスは自宅だけ高くされるような心配がない

都市ガス料金の最大の特徴は、すべての顧客に対して平等であることです。

都市ガス料金は「どの顧客に対しても公平」
都市ガスは、かつて総括原価方式と呼ばれる規制料金が採用されており、行政によるチェックが入っていました。
また公共料金という位置付けであるため、「すべての顧客に対して公平であること」が必須条件として求められているのです。
2017年に小売事業者が全面自由化されたことを受け、現在はほとんどの事業者が自由料金制へと移行していますが、「すべての方に対して同じ条件で料金が決定される」という方針は変わっていません。

都市ガスでも、お住まいの地域や使用するガス機器により料金プランが違うこともあるのですが、それは「皆さん同じ条件」です。

一戸建てであろうと集合住宅であろうと関係ありません。一人暮らしでも家族住まいでも同じ条件で料金が決まります。

従って都市ガスの料金は、使用する地域やガス機器がわかれば引っ越し前でも簡単に計算することができるのです。

プロパンガスの料金

LPガス料金プランは使い分けされている
LPガス料金は使い分けされている

プロパンガス料金は、以前から「自由料金制」です。その名のもとにプロパンガス料金は、各お宅でバラバラに設定されることが一般的です。

つまり物件によって高くされることもあれば、安くできることもあるのです。

プロパンガス料金は建物によって違う
プロパンガス料金は、適用される料金が決まっていないというのが最大の特徴です。「株式会社〇〇ガスの料金は必ず〇〇円」と決まっている訳ではありません。

料金表では、各社の標準料金や平均価格、最安値を記載していますが、必ずしもこの料金が適用されるとは限りません。都市ガス料金とは違うことがおわかりいただけたでしょうか?

プロパンガスは、戸建てか集合住宅かなど、環境によって適用される料金が大きく異なります。

戸建てにお住まいの方であれば、当社でプロパンガス会社の切り替えや引っ越しの相談を承っています。プロパンガスの契約を検討する方は、お気軽にご相談ください。

福岡県長崎県佐賀県
宮崎県大分県熊本県
鹿児島県
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プロパンガスの方が安いこともある

プロパンガスは特別料金ができることもある
プロパンガスは自由な料金対応ができる

プロパンガス料金は自由に提案できるため、逆にとても安い料金が適用されることがあります。

プロパンガスは特別料金の提案ができる
例えば業務用でガス使用量がとても多い工場や大型の集合住宅などでは、都市ガスよりも安い料金で提案されることも少なくありません。

多くのお宅では「都市ガスよりもプロパンガスの方が料金は高い」というのが事実ですが、必ずしもすべてのケースに当てはまるとは限りません。

プロパンガスと都市ガスは違うサービス

プロパンガスと都市ガスは様々な点で異なる
実際の料金はその場所で使ってみてからわかる

そもそもプロパンガスと都市ガスは、異なるサービスです。

成分が異なる上に使用するガス機器も違います。

環境によって使用量が異なる
それぞれ違うサービスを正確に比較することは不可能ですので、上記の料金一覧はあくまでも目安として参照していただければと思います。
実際のところは、使ってみなければわからないのです。

これから引越しされる方で都市ガスとプロパンガス物件を比較している場合は、使用するガス機器などによって使用量が変わることにも注意するべきでしょう。

例えば新しい給湯器では、高効率でエネルギーを生み出すことができるため、ガスの使用量を抑えることができます。

従って「プロパンガスだから高い」「都市ガスだから安い」というだけでなく、使用する場所の環境によってガス料金は増減するということも覚えておいてください。

九州地方のプロパンガスと都市ガス普及状況

九州地方では、国内第4位の販売量を誇る西部ガスが広域で都市ガスを供給しています。
ただ西部ガスの供給区域も限られていますので、中小の都市ガス事業者が一つの自治体で供給しているケースも多く見受けられます。

地域の都市ガス一般ガス導管事業者を知りたい方は、日本ガス協会のホームページをご確認ください。

九州地方では、都市ガスの普及率がそれほど高くありません。福岡市も含め、すべての地域で、都市ガスとプロパンガスが混在している、またはプロパンガスのみが供給されています。

この記事をご覧になっているのは、都市ガスとプロパンガスが混在している地域にお住まい、またはお引越し予定の方が多いかと思います。

プロパンガス物件は家賃が低め
賃貸住宅の場合、プロパンガス供給物件は、都市ガスの物件よりも家賃が安い傾向にありますが、ガス代は割高になる可能性が高いため注意が必要です。
特にプロパンガス供給の集合住宅は、ガス会社を選ぶことができません。入居者自身の意思により安いガス会社へ変えるという選択ができないため、引越しする方は十分に注意しましょう。

九州地方のプロパンガスと都市ガス料金(まとめ)

ここまで九州地方のプロパンガスと都市ガスの料金比較について解説しました。

結論としては、「多くの場合では、料金は都市ガスの方が安い」ということができます。ただし環境によっては、プロパンガスも同等の価格帯で利用することができるでしょう。
一戸建てにお住まいで、プロパンガスから都市ガスへの切り替えを検討している方は、一度プロパンガス会社の変更を考えてみてはいかがでしょうか。

ただし総合的に評価すると、都市ガス料金は「皆さん平等」ですので、少なくとも料金に関しては安心して利用することができるでしょう。

プロパンガスと都市ガスの決定的な違い
両者の決定的な違いは、
  • 都市ガスの料金は確定している
  • プロパンガスの料金は確定していない
という点です。

都市ガス料金は、すべての顧客に対して同じです。対してプロパンガスの料金は、個々の顧客によって料金が変わります。

従って都市ガスの方が安い傾向にあるとはいえ、差額に関してはその物件によって変わることになるのです。

小型集合住宅のプロパンガス料金は高い
特にアパートなど小型の集合住宅へお引っ越しを考えている方は、プロパンガス料金が高めに設定される傾向がありますのでご注意ください。ただ大型の集合住宅の場合には、非常に安く設定されている物件もあります。

一方で戸建住宅の場合には、プロパンガス業界の競争が激しいため、地域によっては都市ガスよりも安く利用することができます。

以上、プロパンガスと都市ガスの料金比較をしたい方の参考になれば幸いです。