愛知時計電機株式会社は、自社のデータ配信サービス「アイチクラウド」と株式会社アイネット(横浜市)の提供するLPガス販売・顧客管理システム「プロパネット」を連携することで、予約登録した日時に自動的に開閉栓を行うサービスの受注を開始したと発表しました。

需要家の料金滞納時の閉栓と納入後の開栓作業が容易になり、事業者側の業務負荷低減につながります。

これまでも遠隔で開閉栓を行うことは可能でしたが、その都度顧客情報とデータの結びつけが必要で、「予約」はできない状態でした。

愛知時計電機は、アイチクラウドとプロパネットを連携させ、プロパネットに登録された個人情報を元に開閉栓の予約登録ができる機能を搭載しています。

LPガス事業者側としては、事前にプロパネットに顧客の氏名や住所などを登録することで、アイチクラウドの無線IDと紐づけることができます。

これによりアイチクラウドを通じて、顧客の開閉栓の日時を指定して自動で行うことができるようになります。

通常LPガス会社は、顧客のガス代未納があった際、2か月など一定の期間内に払い込みがなければ閉栓いわゆる「ガス止め」を行います。

その後、料金の支払いが確認できれば開栓を行うという流れです。

これらの作業は、未だ顧客宅に訪問して手作業で行っている事業者も多くあります。開閉栓作業を遠隔でさらに予約が可能になると、事業者の負担が大きく減ることになります。

参照ページ:集中監視システムの解説

当社では、プロパンガス会社の切り替え相談を承っています。戸建てにお住まいの方で、ガス代を安くしたいという方は、お気軽にご相談ください。