小田原市と小田原ガス、東京ガスの3者は11月7日、「持続可能なまちづくりの実現に向けた包括連携協定」を締結しました。同市が運営する施設「おだわらイノベーションラボ」で締結式が行われました。

小田原市と東京電力パワーグリッド小田原支社は11月1日に、国の「脱炭素先行地域」に指定されています。協定締結を機に持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを加速します。

脱炭素先行地域とは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた国の施策の一環。2050年に先駆けて、

脱炭素先行地域とは、2050年カーボンニュートラルに向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出(※)の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、我が国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域で、「実行の脱炭素ドミノ」のモデルとなります。

https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/preceding-region/

と環境省で解説されています。

第2回となった11月1日の選定では、小田原市だけではなく、計20か所が先行地域として選定されています。小田原市において配電網を管理している東京電力パワーグリッドとともに提案、選定されました。

今回東京ガス、小田原ガスと協定を結ぶことにより、電気だけでなく、ガスにおいても脱炭素社会に向けた活動を開始します。

尚、小田原市において都市ガスを供給している一般ガス導管事業者は、小田原ガスです。東京ガスは、同市においては都市ガスの供給を行ってはいません。ただ小田原ガスは、東京ガスから卸供給を受けていて協力関係にある企業同士です。

東京ガスがこのようにガスを供給していない自治体と連携協定を結ぶことは珍しくありません。東京ガスが所持している様々な知見を生かして、カーボンゼロシティを目指すということになります。

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