新型エネファームミニ2022年
出典京セラHP:https://www.kyocera.co.jp/newsroom/news/2022/002048.html

東京ガスと京セラは、世界最小・最軽量の家庭用燃料電池「エネファームミニ」の新型モデルを2023年1月26日に発売します。

3年前に投入した前モデルは、東京ガスのみが販売していましたが、新モデルは「全国展開も検討している」(京セラ)とのこと。

既設給湯器への後付け設置も可能となっており、停滞するエネファーム市場の新たな起爆剤として期待されます。

エネファームミニは、定格発電出力を400ワットに抑え、エアコンの室外機並みに小型化したSOFC(固体酸化物形燃料電池)、排熱は給湯に用いられます。

新モデルは、部品点数を45%削減し、重量は従来の80kgから63kgに軽量化されています。2人で運ぶことができるようになり、設置作業が簡易化されました。メンテナンス時の作業性を高め、設置に必要なスペースを約2割削減しています。

さらにセルスタックの改良で定格発電効率を47%から50%(低位発熱量基準)へ、総合効率も80%から85%に高めています。

東京ガスは、従来型給湯器と比較した際のランニングコストメリットを年間7万円と試算しています。(従来機は6万円)主要部品の耐久性向上により、耐久年数も従来機より2年長い12年とされています。

これまではパーパス製給湯器と組み合わせで販売されていましたが、新型モデルでは、パーパス製はもちろん、リンナイ製、ノーリツ製の給湯暖房機への後付けも可能。

既設の給湯器に後付けができるため、非常に導入がしやすくなります。

また後付け可能な給湯器に関しても、京セラによると「大半の機種で正常動作を確認した」とのこと。

さらに停電時発電継続機能も装備。停電時でも約20日間、専用コンセントから400wの電気を供給可能。給湯や床暖房のほか、スマホの充電やテレビ、パソコン、照明なども使用することができます。

【新型エネファームミニ】

  • 幅80cm
  • 奥行き35cm
  • 高さ69cm
  • 重量63kg

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