岩谷産業の2023年3月期4~9月期連結決算は、レアメタルや金属材料などマテリアル事業に支えられ、売上総利益以下すべての利益項目で過去最高益を更新しました。

  • 売上高:前年同期比39.1%増の4132億円
  • 経常利益:同11.6%増の184億円
  • 銃利益:同19.5%増の123億円

となりました。

LPガスを中心とする総合エネルギー事業は、売上高が35.6%増の1689億円となっています。

岩谷産業は、LPガスの卸供給を行っている企業、原料の輸入価格の上昇から大幅な増収となりました。ただ輸入価格が下落に転じた影響で、営業利益は27.4%減の39億円となっています。

LPガス販売数量に関しては、

  • 国内民生用(一般家庭用):19.3%増の52万4千トン
  • 国内工業用:23.9%増の19万1千トン
  • カセットコンロの販売数量:7.1%増の210万1千台
  • カセットボンベ:14.8%増の7000万本

となっています。

岩谷産業は、東京ガスのLPガス事業(東京ガスエネルギー)を6月に譲り受けています。その影響から直売件数は、前期末の103万件から110万件に増加しています。イワタニの直売の一般家庭の顧客が増えた形です。

参考ページ

液化水素の販売量は、11.8%増の3800万立方メートル、供給先が前期末から9件増えて129件となっています。

この中間結果を受けて通期の予想に関しては、上方修正しました。

  • 売上高:前期比21.7%増の8400億円
  • 経常利益:0.2%増の465億円
  • 純利益:0.1%増の300億円

としています。

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