北九州を中心に都市ガス事業を展開する西部ガスは10日、長崎県の島原半島で都市ガスとLPガス事業を運営する新会社「島原Gエナジー」を設立すると発表しました。
新会社は共同出資となり、「西部ガス」と同グループのLPガス会社である「西部ガスエネルギー」、長崎市に本社を構えるLPガス事業者「チョープロ」、島原地区で西部ガスリビングメイトを運営する「星野菅工設備」の4社により設立されます。

資本金は6000万円、出資比率は西部ガス51%、チョープロ34%、西部ガスエネルギー12%、星野菅工設備3%。今年10月1日付で設立し、2019年4月から事業開始を予定しています。

事業に関しては親会社3社の顧客を引き継ぐ形となり、都市ガス・LPガス双方を一体的に運営する方針。島原地区における顧客数は、西部ガス5000件、西部ガスエネルギー760件、チョープロ1250件となっています。

島原地区では1991年に雲仙普賢岳が噴火して以降、人口は減少傾向にあります。島原Gエナジーでは、これまで別々であった事業を一体化することで効率化を進め、サービスの向上を図ることになります。

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