河内長野ガスは10月1日、グループ会社のリビングセンター長野からLPガス販売事業とリフォーム事業を譲受しました。

河内長野ガスは、大阪府河内長野市に本社を構える都市ガス事業者。河内長野市と大阪狭山市で都市ガスを供給しています。

少子高齢化の進展で事業環境が厳しくなる中、およそ2万5千件の顧客を持つ都市ガス事業と2事業を一体化し、営業体制の強化や効率化につなげる狙い。

リビングセンター長野の15人の従業員は全員、河内長野ガスに転籍となります。同社は、不動産などの管理会社として存続させます。

リビングセンター長野のLPガス販売事業は、1990年に開始されています。今年3月の需要家件数は、785件。販売量の7割を業務用が占めており、家庭用販売がメインではありません。

LPガス販売と都市ガス事業は、以前から料金業務や保安表むなどで連携していました。

今後は、営業区域の拡張や他燃料からの転換等について共同営業を推進する方針。また遠隔監視システムを利用した広域営業や、保安レベル向上、効率化などでも連携していきます。

河内長野ガスは、都市ガスとLPガス双方を販売する事業者になりました。