アストモスエネルギー台湾進出へ
アストモスエネルギー 左から山中常務取締役国内事業本部長(アストモスエネルギー)と趙副董事長(台和實業)

アストモスエネルギーは昨年12月、台湾の現地記帳と設立した合弁会社「照和股份有限公司」で、2023年中に台湾のLPガス小売事業に参入すると発表しました。

台湾では現状、質量販売が中心ですが、省電力広域通信(LPWA)による遠隔検針などを活用した効率的な流量販売で事業を拡大する狙い。

※流量販売:日本で一般的に普及している、メーターを設置し定期的にボンベを交換する販売形態。

※質量販売:定期的なボンベ交換ではなく、ボンベの中身がなくなったら補充する販売形態。重量販売ともいう。

台湾においては、2018年に流量販売に関する法規が整備されましたが、未だに質量販売が主流となっている状況。

アストモスエネルギーは、効率的な流量販売を現地で普及するため、台湾でLPガスの卸売・小売事業を行う台和實業股份有限公司と昨年4月に合弁会社を設立。マイコンメーターや遠隔検針デバイス、ボンベ交換や配送ルートを最適化する総合管理システムを活用したLPガス小売事業の準備を進めていました。

アストモスエネルギーは、日本国内で培ったLPガス小売事業のノウハウや、台和實業の持つ顧客基盤、株主である出光興産や三菱商事のネットワークを生かし、台湾でのLPガスサービスを拡大する方針。

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