エネルギー大手のTOKAIは12月20日、同社が進める近未来の住生活プロジェクトのブランド名を「OTS」から「GQ(ジーク)」に変更すると発表しました。

このプロジェクトは、「雨水と太陽光を使用した生活水・電気の完全自給自足を実現し、災害等による断水・停電の発生時にも普段と同じ暮らしが可能な近未来の住生活プロジェクト」とされています。

つまり太陽光などの再生可能エネルギーや雨水を利用して、水と電気についての自給自足を目指す計画です。

すでに2017年10月には、静岡県島田市において「OTSハウス」が完成するなど、開発・販売が進められています。

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TOKAIは、静岡県内に強い基盤を持っている企業ですので、同県内において積極的な展開が見られます。

今回、このプロジェクトの名称が「GQ(ジーク)」へと変更されました。名称変更の理由については、公表されていません。

TOKAIによると、GQの語源と意味は、

  • GQ=自給(必要なものを自分で用立てる)
  • Gain Quality(ゲイン クオリティ)=高品質を確保

としています。GQとは、TOKAIが考案した造語です。

また、ブランド名変更と同時に、「OTS」の開発で培った独自の雨水活用技術を進化させ、【GQシステム Light-Plus(ライトプラス)】として新築やリフォームの顧客へ販売するとしています。

TOKAIは、ガスサービスを主力事業の一つとしていますので、ガスとセットで提案されることになるでしょう。

GQサービスの特徴としては、

  • 雨水の利用
  • 太陽光パネル設置
  • ポータブル蓄電池の設置

これらが挙げられます。

生活水や電気を可能な限り自給自足することにより、月々のランニングコストを抑えることが可能。また同時にカーボンニュートラル、つまり脱炭素社会を目指す活動に貢献することができます。

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