LPガス卸大手4社のうち1社であるENEOSグローブの2022年7月出荷分の国内卸価格が公表されました。

プロパンは前月比で4.5円値下げ
ブタンは前月比で5.2円値下げ(どちらもキログラム当たりの金額)
プロパン・ブタンともに前月よりも連続して値下がりしています。また下落の幅は、前月よりも大きくなっています。

LPガスの輸入価格が数か月連続して値上げという状況でしたが、5月分からサウジCPと呼ばれる中東産のLPガス輸入額が3か月連続で値下がりしています。
これを受ける形でENEOSグローブの卸価格も下落した形となります。日本国内でLPガスを使用しているお宅にも大きな影響を及ぼす数値です。

現状では、日本国内で流通しているプロパンガスは、輸入価格・卸価格ともに値下がりの傾向にあります。
ただし、今年・昨年と値上がりした額が非常に大きかったので、決して数年前の金額に戻ったということではありません。ピークの時期を越えて落ち着いてきたという状態であり、輸入価格と卸価格ともに金額自体は依然として高騰している状況です。

※金額は前月比の額です。
※上記の価格はENEOSグローブの特約店などに向けた卸価格となります。小売販売価格ではありませんのでご注意ください。

当社のプロパンガス料金表